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4月以降の国内旅行 宿泊時には持ち物が少し増えるかも

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Go to トラベルが近々再開?

Go to トラベル再開の準備が進められる模様

先日、岸田総理大臣がGo to トラベルについて
「感染状況を踏まえ、適切な時期に再開できるように準備を進める」
との発言がありました。
そして、国土交通相も「県民割」の対象を拡大した後にGo to トラベルを再開する方針であると発表しました。

ここにきてやっと感染者数が減少傾向にあるので、もしかしたらゴールデンウィークにはGo to トラベル再開させてもいいんじゃないかな?なんて個人的に期待しています。
コロナの影響で、多くの観光業が大ダメージを受けていますし、自粛をしていた人々の旅行熱も高まっていると思うので、観光業と観光客にとってwin-winになりそうですね。

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」 が2022年4月1日から施行

Go to トラベルで宿泊旅行を考えている人に影響あり

Go to トラベルが再開したら、宿泊旅行をしようと胸を膨らませている人も多いと思いますが、気になる法律が2022年4月1日から施行されます。
その法律は

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」

です。
この法律の目的は、ざっくりいうと
「プラスチック製品を使うのを控えて、リサイクルをもっと充実させて、環境に配慮しましょう」
というところでしょうか。

昔は、環境を守るために木材で作られた割り箸をやめて、プラスチックのスプーンやフォークを使いましょうなんて言われていましたが、今やプラスチックは環境への負荷が大きいものとされ、プラスチックをやめて自然に帰る木材でできたものを使おうという流れになってきましたよね。
昔の「割り箸憎し」キャンペーンは一体何だったのかと(笑)。
まぁ、時代が変わればいろいろ変わるということですね。

さて、この「プラスチックにかかる資源循環の促進等に関する法律」で、宿泊旅行に関わってくるのが
「特定プラスチック使用製品の利用と合理化」
という部分です。

特定プラスチック使用製品の使用と合理化とは?

特定プラスチック使用製品の使用と合理化、なんて書かれると難しいですよね。
これは、

”サービスの一環として無償提供しているプラスチック製品の提供方法を見直したり、環境にいい代替品に変えて、プラスチック製品を提供する量を削減していきましょう”

と、いうことのようです。

この対象となるプラスチック使用製品は

  • フォーク 
  • スプーン 
  • ナイフ 
  • マドラー 
  • 飲料用ストロー 
  • 歯ブラシ 
  • ヘアブラシ/櫛 
  • カミソリ 
  • シャワーキャップ 
  • 衣類用ハンガー 
  • 衣類用カバー

となっており、これらのプラスチック製品を年間5トン以上提供している業種が取り組むことになっています。
品目を見てわかるように、小売業や、飲食店、宅配サービス、宿泊業、洗濯業などが対象となっています。

どのような提供方法に変わるのか?

提供方法の工夫としては

  1. 無償ではなく有償にする 
  2. 提供するプラスチック製品を繰り返し使うようにお願いする 
  3. 提供する際に必要かどうかを確認する 
  4. プラスチック製品の提供を辞退した場合ポイント還元をするなど、プラスチック製品をの辞退をするように誘導する

提供するプラスチック製品に対する工夫としては

  1. 再生可能資源や再生プラスチックが原材料となっているプラスチック製品を提供する 
  2. 繰り返し使えるものを提供する 
  3. 適切なサイズのものを提供する

となっています。

すでに提供方法を変えているところも

法律の施行は2022年4月1日からですが、すでに提供方法などに工夫をしているところもあります。

一番有名どころは、スターバックスでしょうか。
スターバックスでは、2021年9月からプラスチック製のストローではなく、紙製のストローを提供しています。
また、クリーニングの白洋舎では、プラスチック製のハンガーを回収し、リユースやリサイクルを行っています。

ホテルのアメニティはどうなる?

旅行でホテルに宿泊する際、アメニティは「あるもの」だという認識でしたが、この法律が施行された後は意識改革が必要となりそうです。

ホテルのアメニティ、使うこともあれば、「もしかしたら役に立つかも」と持ち帰ってくることありませんか?
私はよくあります(笑)。
そこで、以前持ち帰ってきたアメニティを見てみました。

アメニティのセットは、歯ブラシセット、ブラシ、綿棒・コットン、ストレッチタオルでした。
このうち、歯ブラシセットとブラシがどちらもプラスチック製品で、法律施行後は提供方法を工夫する対象品目となっています。

自分の経験で言うと、歯ブラシなどは使うことが多いですが、ブラシなどはほとんど使ったことがありません。
そう考えると、使わないのに提供されるのは確かにもったいないし、環境への負荷もあるなと思います。

では、ホテルのアメニティはこれからどうなるのでしょうか?

フロントなどで必要な人にだけ提供する

客室にすべてを置いておくのではなく、必要なものだけをフロントで提供する。

宿泊客に持参してもらう

客室のアメニティをすべてなくし、宿泊する人が使い慣れたものを持ってきてもらう。

アメニティを有料化する

アメニティを無料ではなく、有料で提供する。

プラスチック製品以外のアメニティにする

プラスチック製品ではなく、竹や木を使ったアメニティにする。

どの形態にするかは、ホテルによって違ってくるようです。

2022年4月以降宿泊予約する際はチェックした方がいい

これから、宿泊を伴う旅行や出張の際は、宿泊先のアメニティ提供がどういう形態をとるのかをチェックした方がいいでしょう。
宿泊先によっては、アメニティの提供自体がない可能性もあるので、うっかり持っていくのを忘れた場合、コンビニに走らなければいけなくなりますからね。

準備する荷物が少し増えますが、歯ブラシやヘアブラシならそこまでかさばることもありませんし、「持参する」ことが当たり前になるのも時間がかからないかもしれませんね。

-旅行, 法律

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