こた堂ブログ

ガジェット、健康、通販、家庭菜園など

アレルギー

花粉症が都会に多い理由~花粉症のバケツ理論と大気汚染

投稿日:

最初は、400倍と聞いて、間違えじゃないかと思った人も多いと思います。
小数点がついてないか、探した人もいるかと思います。

ヒノキの花粉の話です。

ヒノキの花粉量は、昨年の400倍。

今年の花粉は、強烈、凶悪、激烈ではないですか?

今年は・・・
いつもは薬を飲まなくても大丈夫なのに・・・
市販のでも大丈夫なのに・・・
こんな言葉を何度聞いたか。
例年は、ひどくない人も、今年は、重症って人が多いですね。
それに、今年から発症したという人も多いです。

木材の需要が多かった時代に、大量に植林されたスギやヒノキが、現在、花粉をとばす時期に来ているのです。
ですので、毎年、花粉が増えています。
特に、今年は雨が少ないので、ヒノキの花粉は400倍と多くとんでいます。

花粉症のバケツ理論

なぜ、花粉症が発症するか?
難しい理論は置いといて、簡単に「バケツ理論」を説明します。

人間には、花粉に対する耐性があって、それが「バケツ」に例えられます。
そのバケツに、花粉がどんどん入っていって、とうとうあふれると花粉症を発症します。

バケツの大きさは、人それぞれ、でも、いつかはあふれます。
ですので、誰もが、花粉が飛んでいる時には、対策しておいた方が良いと思います。
むしろ、花粉症を発症してない人の方が、気をつけたほうが良いと思います。

どうして花粉症患者は、都会に多いのか?

都会には、スギやヒノキの木は、ほとんどありません。
ですが、都会の人たちも、花粉症を発症します。
というより、都会に来てから発症する人が多いような気がしませんか?

ちなみに、花粉がとぶ県と言えば、
一位が茨城、そして、群馬、栃木、三重、静岡と続きます。
三重県も、4位と多いです。
でも、子供のころから、花粉症に悩んでいる人は、あまりいなかったような気がします。

では、なぜ都会で花粉症を発症するのか?
いくつか理由があります。

花粉は、100キロ以上飛びます。
ですので、東京の都心部などでも、花粉は飛んでいるのです。
そして、都会は、地面が舗装されている面積が多いので、一度落ちた花粉が再度舞い上がります。
地面に近い部分で、花粉が飛んでいるので、人が吸い込みやすくなります。

都会でも花粉が飛ぶのはわかりますが、どうして都会に患者が多い気がするのでしょうか?

まずは、人口が多いので、多いような気がするというのも一つの考えです。
ですが、都会にでてきた田舎の人たちが次々に発症します。

先ほどの「バケツの理論」で、花粉があふれだしたというのも、一つの考えです。
しかし、それであれば、田舎の人たちも、次々に発症していくはずです。

都会で、花粉症が発症するのは、大気汚染が関係すると言われています。
大気汚染物質が、花粉症を起こしやすくなると言われています。
大気汚染物質が、花粉につくと、花粉症を起こしやすくなるのです。

こういう物質の事をアジュバント(抗原性補強剤)と言われます。
ワクチンなどに利用されています。

まとめ

花粉は年々増えています。
今年のヒノキの花粉は、400倍。
花粉に暴露される量が一定量に達すると花粉症を発症します。(バケツ理論)
ですので、発症している人はもちろんですが、発症してない人も対策しましょう。

花粉症の予防薬治療薬は4種類以上、早めの対策が症状を緩和する

花粉症の治療方法は内服、点鼻、舌下免疫療法、レーザー治療、海外旅行!

-アレルギー

執筆者:

関連記事

アジュバント

ワクチンや花粉を増幅させるアジュバントとは?

目次1 花粉症には、アジュバントとして、大気汚染物質がかかわっているかも。1.1 アジュバントとは?1.2 アジュバントは、ワクチンに利用されている1.2.1 アジュバントとの副作用1.3 アジュバン …

花粉症の予防薬治療薬

花粉症の予防薬治療薬は4種類以上、早めの対策が症状を緩和する

早くも花粉が飛びはじめましたね。 今年は寒いですが、花粉が飛ぶのが早いようです。 本格的なシーズンが到来する前に、薬を使うとそのシーズンの症状が楽になるというデータがあります。 内服薬も点眼薬も、基本 …

花粉症の舌下免疫療法とレーザー

花粉症の治療方法は内服、点鼻、舌下免疫療法、レーザー治療、海外旅行!

梅の花が咲き始めました。もうすぐ春ですね。 でも、春には花粉が飛びます。つらい花粉症が始まるのです。 連続のくしゃみ、止まることをしらない鼻水、目玉を洗いたいくらいの目のかゆみなど春が恐ろしくなります …

花粉症の症状を悪化させる食べ物 トマトは要注意!

目次1 花粉症の症状を悪化させる食べ物があることご存知ですか?1.1 花粉症の人は口腔アレルギー症候群になりやすい1.2 花粉(アレルゲン)別 注意しなければいけない果物&野菜1.3 まとめ 花粉症の …

スギとヒノキの花粉症

スギとヒノキの花粉の大きさ・抗原・症状など花粉症の違い

今年のヒノキは、強烈ですよね。 2017年の400倍の飛散量と言われています。 もっとも、前年より早く飛び始めてるので、去年の3月と比べたら、多いのは当たり前です。 テレビがあおりすぎですね。 そうい …

検索

関連記事

カテゴリー

スポンサードリンク
error: Content is protected !!