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英語絵本Biscuitシリーズの「Biscuit’s New Trick」
英語絵本Biscuitシリーズを、子どもと一緒に読み始めてこれで4冊目になります。
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Biscuit’s Neighborhood: 5 Fun-Filled Stories in 1 Box! (My First I Can Read) |

今まで読んだ3冊はどのお話を読んでも、特にわんこを飼っている人は心が穏やかになるものばかりなので、我が家では気に入っています。
もちろん、わんこを飼っていない人にも、いいお話ですが。
この絵本も、I Can Read BooksのSHARED READING(MY FIRST)レベルとなっています。
I Can Read Booksの事や、レベルについては、こちらの記事を参照してください。
Biscuit’s New Trickのあらすじ
この絵本の登場人物(犬)は、Biscuitと飼い主の女の子だけです。
女の子がBiscuitに新しい技を教えています。
取っておいで!
Biscuitはボールを取ってくる遊びをしたくありません——ボールが泥の水たまりに落ちるまでは。
その後は、Biscuitは新しい技を披露するのが待ちきれません!
英語で書かれたあらすじには、ちょっと聞きなれない単語や、イディオムが含まれています。
Fetch!
Fetchとは、わんこに使うと「何かを取って持って帰ってくる」技になります。
Fetchは動詞で、もともとの意味は”取ってくる”というものです。
わんこに”Fetch”と言うと、”取っておいで”という技のコマンドになります。
Biscuit can’t wait to show off his new trick
この1文では、can’t waitという英語でとてもよく使われる表現も出てきます。
日本語に訳すと、”待ちきれない”とか、”楽しみ”といった感じでしょうか。
I can’t wait to see you=あなたに会うのが待ちきれない
とか、
何かに対する返事で、Can’t wait!=楽しみだ!
というように使われます。
次に、show offですが、これは”見せびらかす”とか”披露する”という意味になります。
最後にtrickですが、”いたずら”の意味もあるのですが、今回の場合はBiscuitが新しく身に着けた”技/芸当”となります。
なので、Biscuit can’t wait to show off his new trick.の日本語訳は
Biscuitは新しい技を披露するのが待ちきれない
となるのですね。
ふぅ、あらすじを訳すのも大変です(笑)。
Biscuit’s New Trickのページ数&語数
Biscuit’s New Trickのページ数は24ページで、語数は133語です。
出てくる英語の難しさ
毎回言ってしまいまっていますが、英語自体は難しくありません。難しい単語はほぼ出てきませんからね。
出てくる主な文法は
- 命令形(否定形も含む)
- 関係代名詞のwhat
- 疑問詞
- 現在進行形
です。
最初のページから
Look what I have.
という、命令形と関係代名詞のwhatが入った文章が出てきます。
命令形のLookはいいとして、問題は関係代名詞のwhatですよね。
このwhatは、”~する事/もの”と言う意味なので、whatの後ろに続くI have(=私が持っている)と合わせて
what I have=私が持っているもの
と言う訳になります。
ですので、
Look what I have は、私が持っているものを見て
という日本語訳になります。
この絵本の中で、一番難しい英文はこれだと思います!
これさえクリアできれば、あとは簡単ですよ。
疑問詞と現在進行形も同じ文章の中に出てきます。
Where are you going, Biscuit? = どこに行くの、Biscuit?
今回のお話は、女の子がBiscuitに技を教えるので、命令形が多く使われています。
Fetch the ballや、Get the ball(どちらも”ボールを取ってきて”という意味)など、一般的な命令形もあれば
Don’t roll over now!(今はゴロンゴロンしないで!)という、禁止を表す命令形や
Let’s try again!(もう一度挑戦しましょう!)という、勧誘の命令形など、
幅広い命令形がお話の中にちりばめられています。
日常生活で、ついつい使ってしまう”Stop!”も出てきます。
これは、この絵本を読む前に覚えてましたね(笑)。
我が子の反応
我が家のわんこ達も、この技ができるので、読み聞かせをした時には
あーーーー!これ、(我が家の)わんこもできるーーー!
と、反応していました。
ちなみに、自分もできる!と自慢もしてましたが(笑)。
自分の生活とリンクしているお話だったので、すごくテンションが上がっていましたね。