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「置き勉」が小中学生を救う?

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置き勉ができるようになると、どうなるのか?

9月になり、2学期が始まりました。
新学期が始まって早々、文部科学省が全国の小中学校に対して「置き勉」を認める通知を出すことになったと発表されました。

置き勉とは?

そもそも「置き勉」とは何なのでしょう。
読み方は「おきべん」。「置き勉強道具」の略語で、登下校時の荷物を軽くするために、児童・生徒が教科書などを教室に置いて帰ることを意味します。
その置き勉をなぜ文部科学省が認める通知を出すことになったのでしょう。

小学生が背負っている荷物、何キロあるかご存知ですか

ランドセルメーカーの大手、ニチバンが調査したところによると、小学1年生の平均が3.7kg、小学6年生の平均が5.4kgという結果が出ました。
小学1年生の平均体重が約21kg、小学6年生の平均体重が約38kgなので、小学1年生は自分の体重の約1/7、小学6年生は自分の体重の約1/8の重さの物を毎日背負って学校に通っていることになります。
成人男性に当てはめると、2018年1月30日のデータでは平均体重が61.7kg、その1/8の重さは約7.7kgとなります。成人男性でも毎日その重さの荷物を背負って通勤しろと言われたら厳しいのではないでしょうか。
その上、小学生の約95%が徒歩通学で、平均通学時間が片道15分ということを考えると、子どもへの負担は大きいと考えられます。

脱ゆとり教育で教科書の重さが増加

小学校・中学校の教科書のページ数は、ゆとり教育時代より約3割増加しています。
それに伴い、もちろん教科書一冊の重さも増えました。
教科書出版大手の東京書籍によると、現行の小学校3年生の4教科(国語・算数・理科・社会)の重さは約2kgになるそうです。

体の痛みを訴える児童も

セイバンの調査によると、児童の31.2%がランドセルを背負うと痛みを感じているそうです。痛みを感じる部位は、首回りが大多数を占めたそうです。
そもそも、小学生がランドセルで登校する理由が、手提げかばんなどとは違い、体の片方だけに負担がかかることがないからであるのに、背負うランドセルが重すぎて児童の体に負担を掛けてしまっては本末転倒というものです。

どのような通知が出されるのか?

宿題や、家庭学習で使わない教科書や、書道や絵の具などを教室に置いて帰ってもいいようにする、また、学校で栽培した植物を持ち帰る時は保護者に協力を求めるなどのことを、全国の教育委員会に通知する予定となっています。
しかし、まだ内容・時期は確定していないそうです。

小学1年生だと、背中より大きなランドセルを背負っているように見える子もたくさんいます。
そんな子供たちの負担が少しでも減るように、早く「置き勉」が許可されるといいのですが。

   
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