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英語絵本Biscuitシリーズ Biscuit Finds a FriendとBiscuit Goes to School
さて、先日から再開した英語多読。
今回は前回の「Biscuit」のシリーズの「Biscuit Finds a Friend」と「Biscuit Goes to School」を読むことにしました。
この「Biscuit Finds a Friend」「Biscuit Goes to School」も、前回の絵本同様SHARED READING(MY FIRST)レベルとなります。
Biscuit’s Neighborhood: 5 Fun-Filled Stories in 1 Box! (My First I Can Read) |
レベルに関しては、前回の「Biscuit」の記事に書いてありますので、ご一読ください。
Biscuit Finds a Friendのあらすじ
可愛いクリーム色をした仔犬Biscuitと、飼い主の女の子の物語です。
Biscuit Finds a Friendでは、可愛いアヒルも出てきますよ。
くわっ!くわっ!
何の音かな?Biscuitは迷子のアヒルの子に会いに行きます。
Biscuitはアヒルの子がお家に帰れるように手伝いますが、楽しいことが始まり・・・。
あらすじは、絵本の裏表紙に書いてあるのですが、はっきり言って本文よりこのあらすじを読んで訳すのが難しいです(笑)。
さらりと、ducklingなんて単語が出てきますしね。duckは知ってても、ducklingは初めて聞きましたよ!
しかも、ducklingは本文に出てこないっていうね・・・。
ちなみに、ducklingは”アヒルの子”や、”子ガモ”と言う意味です。
子どもと一緒に読む前に親が予習することになるので、親の英語の勉強にもなりますよ。
Biscuit Finds a Friendのページ数&語数
Biscuit Finds a Friendのページ数は24ページ、語数は130語です。
小学校入学前の子ども対象の絵本ですので、これくらいですよね。
出てくる英語の難しさ
英語の単語自体は難しくありません。文章も短いです。
が、今回は
- 現在完了形 (それに伴う動詞の過去分詞形)
- 疑問詞
- 助動詞
の3つの文法が出てきます。
文法!と身構えないでください。大学入試にでてくるような、こねくり回した文法や文章ではないので、さらっと日本語に訳せるはずです。
最初のページから、現在完了形と疑問形がコラボした文章
“What has Biscuit found?”
が出てきます。
現在完了形!と聞いて焦ることなかれ、この文章は
”ビスケットは何を見つけたのでしょう”
と、過去形とほぼ同じ訳で大丈夫です。
助動詞の出てくる文章は
“We will bring the little duck back to the pond.”
ですが、この助動詞のwillは、未来形として使われているのではなく、
”アヒルの子を池に戻してあげよう”
という、意志を表すために使われていますね。
英語と日本語の擬音表現の違い
今回、Biscuitの可愛い鳴き声に加えて、アヒルの鳴き声の表現が沢山出てきます。
Quack!=クワッ、ガー
これは、日本語のアヒルの鳴き声の表現と似ていますよね。クワックワッ。
水に落っこちた時の音の表現も出てきます。
Splash!=ドボン!
こちらは、日本語とは全然違いますよね。
子どもは、こう言った短い単語や表現をすぐに覚えてしまいます。
日常生活でも、例えばお風呂に一緒に入った時に、「Splash!」と言いながらおもちゃをバスタブにドボン!とすると、ますますしっかり記憶してくれるはずですね。
Biscuit Goes to Schoolのあらすじ
犬はダメなんだよ。
学校はすごく楽しそう!Biscuitはクラスに行って先生に会いたい—-でも犬は学校に行けない。
Biscuitが学校に忍び込んだ時、先生はどうする?
この絵本では、Biscuitが女の子の学校に行きたがって、結局行っちゃうストーリーです。
自分の飼っている犬も、こんな風に思っているのかな?なんて想像をしてしまいます。
今回のあらすじは、「Biscuit Finds a Friend」のあらすじよりぐっと簡単だったので、親としてはほっとしました(笑)。
Biscuit Goes to Schoolのページ数&語数
Biscuit Goes to Schoolのページ数は25ページで、語数は113語でした。
今まで読んだ3冊の中では、一番語数が少ないです。
出てくる英語の難しさ
単語も文法も、中学校3年生までに習うものばかりですね。
- 一般動詞の否定の表現
- 現在進行形
- 疑問詞
が出てきました。
でも、どれも基本的なものばかりだったので、日本語に訳するのに困ったことはありませんでした。
一般動詞の否定表現も、
“Dogs don’t go to school.” ”犬は学校に行けないよ。”
と、至って簡単なものでした。
疑問詞と現在進行形の文章も、
“Where is Biscuit going?” ”Biscuitは何処に向かっているの?”
と、こちらも中学校レベルの英語で問題ありませんでした。
日本の学校との違い
Biscuit Goes to Schoolでは、イラストを見ることで、日本の学校と(たぶんですが)アメリカの学校の違いに気付くことができます。
例えば、ランドセルじゃないとか、スクールバスがあるとか、教室で給食じゃなくてカフェテリアっぽいところでお昼ご飯を食べるとか。
英語絵本を読むと、こういった文化の違いも垣間見ることが出来ます。そこが英語絵本を読む楽しみでもありますよね。
我が子の好みは
動物好きの我が子は、アヒルが出てくる「Biscuit Finds a Friend」の方が好きだったみたいです。
すっかりQuackは覚えましたよ。