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ワクチンや花粉を増幅させるアジュバントとは?

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花粉症には、アジュバントとして、大気汚染物質がかかわっているかも。

アジュバントとは?

アジュバントとは、主剤の有効成分がもつ作用を増強する目的で併用される補助剤のことです。

アジュバンと間違えることがありますが、英語では、”Adjuvant”であるので、アジュバンが正解です。

アジュバントは、ワクチンに利用されている

用途として有名なのがワクチンです。

ワクチンは、目的の病原体が持つ抗原を体内に示すことで、体内の抗体産生を促すことで病気を予防します。
この病原体の抗原だけを体内にいれても抗体が十分に産生されなかったり、反応しにくい場合があります。
それを補うのが免疫増強剤とか抗原性補強剤とも呼ばれる、アジュバントです。
ワクチンと併用することにより、その効果を増強するために使用されるのです。

・少量の抗原を入れるだけですむことになるので、副作用が少なくて済む
・貴重な抗原の場合、少量の抗原で多数のワクチンが作れる
・ワクチンの価格が安くなる
などの利点があります。

アジュバントとの副作用

利点もありますが、逆に、アジュバントによる副作用の可能性も知られています。
アナフィラキシーショックなど、どの薬にでもある副作用は、もちろんあります。

アジュバントに特異的な副作用では、特に有名なのが、まだ因果関係すら解明されていないのですが、ヒトパピローマウイルスワクチンである子宮頸がんワクチンの副作用です。

このワクチンを打った女の子たちが、激しい頭痛などの痛み、筋力低下、視力低下、けいれんなど、独特の症状で苦しんでいます。
その原因が、アジュバントである水酸化アルミニウムではないかと疑われています。

実際、水酸化アルミニウムを含むA型・B型肝炎ワクチンによっておこる可能性がある「マクロファージ性筋膜炎(MMF)」の症状と酷似しているとの報告もあります。

アジュバントの作用機序

作用機序は、
・抗原を組織に長くとどめる。
・抗原を長期間、ゆっくりと遊離させる。
・投与局所に炎症を起こし、マクロファージが集まり抗原が貪食されやすくなる。
・投与局所や所属するリンパ節の、T細胞やB細胞の活性化を強める。
などが考えられていますが、まだまだ不明な点も多いようです。

花粉症とアジュバント

「田舎にいるときには大丈夫だったのに、都会に来てから花粉症になった」と聞いたことはないですか?
私の知り合いにも多いです。

都会と田舎の違いと言えば、車などが多いため、空気が汚いことです。
大気汚染物質が、花粉症と関連しているのではないかとの仮説があります。

大気汚染物質がアレルギーのもと(アレルゲン)となった場合、花粉は関係してません。
大気汚染物質が花粉と結びつくことで、花粉症が発症する可能性が高まると考えられています。
つまり、この大気汚染物質がアジュバントとなります。
例として、排気ガスがあげられますが、まだ、因果関係ははっきりしていません。

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