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新東名高速のSA
2012年に開通した新東名
日本の大動脈ともいえる、東名高速道路の交通量緩和のために作られた新東名高速。
2012年に開通し、10年が経とうとしています。
しかし、私の感覚では10年経とうがまだ「新しい」高速道路です(笑)。車線も広く、走りやすいですし、最高速度120キロ出せるのもすごいです。
先日、そんな新東名高速を走ることになりました。
高速道路を走る楽しみの一つ SA(サービスエリア)
高速道路を走るとき、楽しみの一つなのがSA(サービスエリア)への立ち寄りという人も多いと思います。
お土産を買うもよし、地元の名産の食事を食べるもよし、売店で売られているご当地スナックを買うもよし。
SAで売られているものは、地元のスーパーなどでなかなか見かけることがないものが多く、ついつい色々見てしまいます。
そして、本来の目的(?)ドライブ途中の休憩や、トイレも大いに使わせてもらっています。
「すごいものを見た!」と家族が帰ってきた
その、本来の目的トイレ休憩をしていた時、家族が「すごいものを見た!」とテンション高く帰ってきました。
何を見たのか尋ねると、写真を見せてくれました。
それがこちら
そう、 温水洗浄便座のパネルです。
驚くべきは、その言語の多さ!
左の列から
- 日本語
- 英語
- 中国語(台湾)
- 中国語
- 韓国語
- タイ語
- ロシア語
右の列
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- スペイン語
- ベトナム語
- インドネシア語
- マレー語
全14言語!
確かにすごい(笑)。
どんな感じになるのか、試したそうで
まずは、英語
うん、ちゃんと英語になってますね~。
でも、英語は結構巷にあふれているということで、滅多に見ない言語を試そうと思い立ったらしく、次はドイツ語にしてみたんだそうです。
もはや合ってるのかどうかわかりませんが(ドイツ語分からないので)、言語が変わったのは確認できました。
本当は、もっとほかの言語も試してみたかったそうなのですが、タッチパネル操作がちょっとスムーズじゃなかったのと(たぶん指先が乾燥していたためと思われる)、トイレを長時間占拠するわけにはいかなかったので、2言語であきらめたそうです。
日本の「トイレ」を体験してみたい外国人観光客
日本では、家庭への普及率が80%(2020年3月現在)を超えている温水洗浄便座ですが、海外での普及率はそこまでではありません。
しかし、日本に来た外国人観光客からの口コミ(?)で、「日本のトイレはすごい」というのは海外の方に広まっているようです。
海外の友人に聞いたところ、温水洗浄便座以外にも日本の「ボタンが一杯付いている機械」は、衝撃的なようで、例えば私たちが見慣れている自動販売機も、テンションが高くなるアイテムなんだそう。
実際、先の東京オリンピックで、ボタンが78個あるコーヒーの自動販売機を海外の記者さんだったかが紹介していましたよね。その自動販売機は、コーヒーの種類・砂糖の有無・ミルクの有無・ホットかアイスかなどを選ぶボタンがずら~り。日本人なら、まぁ使った経験があるカップが出てくるコーヒーの自動販売機ですが、外国の人にとったら狂気の沙汰のボタン数だったようです(笑)。
公共の場所のトイレの温水洗浄便座もたくさんボタンがありますよね。
止める・おしりを洗う・ビデ・水圧・乙姫・流すなどなど。
日本人でさえ、初めて使うものは戸惑うのに、温水洗浄便座をほとんど使ったことのない外国の方にとっては、使ってみたいけれど、日本語の説明のみだった場合、ハードルが高いですよね。
それを考えると、この新東名のSAで見かけた多言語対応の温水洗浄便座はそういった外国人観光客のニッチな希望を叶えてくれるとってもありがたいものでしょう。
それと同時に、めちゃくちゃな使い方をされて壊されたり、掃除が必要になったりするといったトラブルの回避もできますよね。
日本の温水洗浄便座を一人でも多くの外国人に体験してもらうべく、成田空港のトイレにも多言語タブレットを備えた温水洗浄便座があるんだそうです。
成田空港に行った際には、ぜひチェックしてみてくださいね。