松阪市観光

古き良き昭和感とおいし料理が堪能できる 料理旅館小西屋

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古き良き昭和の香りがあふれる小西屋旅館

存在自体は知っているけれど、あまりに近すぎて泊まったことのないホテルや旅館ってありますよね。
今回は、「近すぎて泊ったことはない旅館に泊まってみよう」という、勝手企画を実行してみることにしました。

さて、訪れたのは、松阪こた堂接骨院から、歩いて5分もかからない小西屋旅館さんです。

小西屋旅館は、和風オーベルジュ!

小西屋旅館は、創業明治7年の料理旅館です。
かっこ良く言うと、和風オーベルジュっていうやつですね。
客室は、楽天トラベルの情報によりますと、全部で10室。駐車場は、無料で8台分あります。
駐車場は、後でも書いてありますが、宿の前に4台と、宿の後ろの本町月極駐車場に4台になります。
本町月極のほうは、案内がないので、いちおう、宿に問い合わせたほうが良いと思います。
私の時は、番号が、1から4って言われたのですが、変わるかもしれませんし。(多分変わりませんが・・・。)

旅館の場所は、近鉄/JR松阪駅より、徒歩10分ほどです。
同じ通りには、松阪牛の有名な高級レストラン「和田金」や、天正3年(1575年)創業の老舗和菓子屋「柳屋奉善」があります。

宿泊予約はネットから

小西屋旅館さんは、楽天トラベルやじゃらんなどの大手旅行サイトを通じて予約することができます。
料理旅館ですので、プランのメインは、すき焼きやしゃぶしゃぶなど豪華な夕食付きのものですが、ビジネスのお客様にも対応した素泊まりプランや、朝食のみのプランもあります。
支払いもカード決済ができるので、楽々でした。

今回は、”出張応援!朝食付きプラン”で予約をさせてもらいました。
料理旅館なのに、夕食抜き!?と思うかもしれませんが、焼き肉も食べたかったし・・・(笑)。
もちろん、おすすめは夕食付です。

楽天トラベルの小西屋旅館のページ

じゃらんの創業明治7年 料理旅館 小西屋 のページ

想像以上の昭和感

宿泊当日、午後3時過ぎに小西屋旅館に到着しました。
駐車場は、旅館のすぐ前。
4台ほど停められるスペースがあるのですが、これが結構難しい・・・。
一番停めやすい場所には、先客の車があったので、それを避けて、悪戦苦闘の切り返しの末、何とか駐車しました。
暖簾のかかった自動ドアを抜けると、昔ながらのフロントが。名前を告げると、若女将さんがお出迎えしてくれました。
三和土(たたき)で靴を脱いで、スリッパに履き替え宿泊する部屋に案内されました。部屋に到着するまでに、朝食を食べる食堂の場所や、家族風呂、トイレ、洗面の場所などの説明をしてもらえます。
間口はそんなに広くなかったので、小さめの旅館なのかと思いきや、奥行きがすごくあり板張りの長い廊下がありびっくりしました。

長い廊下

ここで、感じたのが「寒い」ということです。季節が季節だったので仕方ないのですが、建物が純日本家屋なうえ、全館暖房ではなかったのです。廊下にはファンヒーターが置いてもらってあったのですが、何せ長い廊下すべてを温めることは不可能。でも、どこに行っても快適な温度のホテルとは違い、旅館に泊まったんだなということが実感できてよかったのかもしれません。
部屋は引き戸で、引き戸を抜けるとスリッパを脱ぐ場所があり、すぐに畳敷きの小部屋があります。そこに、浴衣やタオルが入った籠が置かれていました。ふすまを挟んだ隣の大きな畳部屋には、すでに布団の準備がされていました。

宿泊した部屋

引き戸

浴衣やタオルが入っている籠

室内

荷物を置くと、若女将さんがお茶を淹れてくれました。温かいお茶を飲んで一息ついた後は、宿帳を記入し、その後、お風呂の希望時間と、朝食の希望時間を聞かれました。
お風呂の時間の希望とは?って思いますよね。そう、部屋にお風呂もトイレも付いていないのです!ホテルの宿泊に慣れていると、これはとっても新鮮です!しかも、予約は早い者勝ち(笑)。幸い、早めにチェックインしたので、「お好きな時間をどうぞ」と言っていただけました。9時から1時間お風呂の予約をしてもらい、翌日の朝食は7時半とお願いしました。

若女将さんが退室してから、部屋の探検?です。
テレビ、セイフティボックスは完備。冷蔵庫、Wi-Fiはなし。エアコンは大きめのがあり、部屋を暖めるのには十分なパワーがありました。歯ブラシセットと櫛は、浴衣の入っている籠の中にありました。
布団が敷いてある部屋の障子を開けると、ちょっとした洋室部分があり、テーブルと1人がけのソファが2脚、昔懐かしい鏡台がありました。鏡台にはドライヤーが置いてありました。

洋間風なところ

そして、なんといっても窓から見える日本庭園が趣がありました。

中庭の日本庭園

部屋の探検が済んだら、今度は旅館自体の探検です。
まず、洗面所に行きました。
・・・・・・タイル張りの洗面台、久々に見た!金たらいも久々に見た~!!

レトロな洗面所

そこかしこに昭和感がありましたが、この洗面所を見たとき、一番「あーー昭和っぽい」と感じました(笑)。
女性用トイレは、改装されたのか、最新式のウォシュレット付きの洋式トイレでした。

男性用は・・・・和式のみでした。そういえば、最初、女性用は洋式ですと、わざわざ言われました。

廊下の角には自動販売機があり、どうしても冷たいものを飲みたいときにも困らなさそうでした。

廊下の自動販売機

再び、部屋に戻り荷解きをした後、出かける用事があったので鍵を受付に預けよう・・・と思ったのですが、受付の方が不在という・・・(汗)。フロントのカウンターの上に、鍵の入った小さな箱があったので、そこにそっと鍵を置いて出かけたのでした。

数時間のお出かけの後、小西屋旅館さんに戻ってくると、なんと!旅館前の駐車場が満車になってるではありませんか!こういう場合はどうしたらいいのか??コインパーキングに停めるべきなのか?とにかく聞いてみよう、ということで旅館の方に聞いてみると、宿の後ろの本町月極駐車場に4台分あるので、そこに停めてくださいとのことでした。ほっ。

車を停め、部屋でお風呂の時間までまったりと過ごしました。
さて、お風呂の時間です。時間通りにお風呂場に行ったのはいいのですが。入浴中や使えますなどの札がなく、本当に入って大丈夫なのかちょっとドキドキしました。
お風呂場は、広い脱衣場に、洗面台がありました。そして、お風呂はかなり大きめ。温泉ではありませんでしたが、ゆっくりと寛ぐことができました。広いお風呂はやっぱりいいですね。お風呂場にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープがありました。シャワーの水圧はちょっと低めなので、ちゃちゃっと体や髪を洗った後はお風呂でゆっくりすることをお勧めします。
お風呂でほかほかになった後は、布団に潜り込んでぐっすり朝まで眠りました。

さすが料理旅館!朝食のおいしさにびっくり

エアコンと暖かい布団のおかげでぐっすり眠れたので、朝の目覚めも爽快でした。
しかし、その後朝の難関が待ち構えていました。それは洗顔です。温かい部屋を出て、寒い廊下にある、あの洗面所まで行かなくてはなりません。覚悟を決めて、えいやっと部屋を出て洗面所に向かいました。洗面所では、給湯器がついていてお湯が使えるようになっていたので、想像していたような寒さ地獄は免れることができました。顔も洗ってしゃっきりしたところで、朝食の時間です。

時間通りに食堂に行くと、テーブルに部屋名のプレートが置かれていました。お湯呑み、お茶碗、小鉢3種(お漬物・切り干し大根の煮物・牛肉しぐれ)がすでにセッティングされていて、椅子に座ると仲居さんがお茶を持ってきてくれました。とりあえず、温かい緑茶でのどを潤していると、次に小さめのおひつでご飯がやってきました。仲居さんが、「今朝食を作っているので、少し時間がかかります」とおっしゃっていたので、小鉢もあることだし、とさっそくご飯をよそい食べ始めることにしました。

食堂

小鉢

牛肉しぐれを口に入れると・・・・おいしい!これを食べられただけで満足するくらい、おいしい!

まだメインのおかずが来ていないのに、どんどんご飯を食べてしまうではないですか。これだけで、3杯はいけます!このままでは、おいしすぎて危険ということで、ぐっと我慢です。

牛肉しぐれ

そうこうしているうちに、オムレツとサラダ、そして牛肉の焼き肉が2切れ乗ったメインプレートが運ばれてきました。完ぺきなラグビーボール様の形のオムレツは、バターをしっかり使った味で、ちゃんと手作りしてくれたんだなぁと感じられる一品でした。そして、牛肉2切れ。噛まなくてもいい柔らかさ。口の中でとろけるジューシーなお肉。未確認ですが、これは絶対に松阪牛だぁ!あぁ、朝から贅沢。

オムレツ

もちろん、ここでもご飯はすすむわけですが、なんと、まだおいしいものが登場します。塩サバとアオサのお味噌汁です。
この塩サバがまた絶品!!皮目はパリッと焼けていて、身はお魚の脂がまだたっぷり残った状態。どうやったらこんなに上手に塩サバが焼けるのか聞いてみたいほどでした。

そして、アオサのお味噌汁は、しっかり磯の香がしてこれまた食欲をそそります。塩サバとアオサのお味噌汁という最強のコラボにより、ますますご飯がすすんでしまい、気づけばおひつのご飯を全部食べ切ってしまっていました。

塩サバとアオサのお味噌汁

おいしい朝食だと、ここまで食べられるものなのだなと、我ながらびっくりでした。

ちなみに、朝食のメニューも宿泊プランによって違うようでした。お隣のテーブルでは、朝から松阪牛のステーキが出されていました!(夕食で食べ切ることができなかったお肉を、翌朝出してくれている感じでした。)

大満足のおなかを抱えてのチェックアウト

朝食でおなか一杯食べた後は、チェックアウトです。荷物をまとめ、受付に行くと、若女将さんが清算してくれました。といっても、カードで決済が済んでいるので領収書を頂いただけですが。
その後、仲居さんが駐車場までお見送りに来てくれました。こちらの車が見えなくなるまでずっとお見送りをしてくれていました。

近すぎるからこそ経験していなかった地元旅館での宿泊は、新鮮な驚きをもたらしてくれました。

とてもいい観光資源になるはず!

今は、ホテルや高級旅館など、個室の中にお風呂や洗面すべてが詰まっているところに宿泊するのが主流ですが、このような昔懐かしい旅館での宿泊が体験できるのは、松阪市の観光資源になると思いました。
特に、最近は、海外からの観光客が増えています。どの国に行っても、ほぼほぼ同じつくりのホテルより、日本でしか体験できない”古き良き旅館に泊まる”ことはとても魅力的だと思います。
お手ごろな値段で、貴重な体験とおいしいお料理を頂ける!と大々的に宣伝してもいいと思いました。

近くに、もう一つ、歴史を感じる気になる鯛屋旅館 ってのもあります。また、機会があったら泊まってみたいです。

どんな旅館かというと、楽天の鯛屋旅館のページをみてみてください。
そとの写真は、自分も持っているのですが、さすがに楽天トラベルの写真にはかないません。見てみてください。

   
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