ガジェット

購入した住宅2階から脱出するための避難はしごの重大な1つの欠点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
       

一家に一つはあってもいい いざというときの避難用はしご

平成28年には熊本大地震、平成29年には九州北部豪雨、平成30年には大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震と、毎年どこかで大規模な自然災害が起こる日本。
今年に入ってからは、まだそんなに大きな自然災害が起こっていませんが、このまま起こらない可能性は0です。
いざというときのために、防災グッズや避難グッズを準備しておくことはとても大切ですよね。

お水や非常食はあるけれど

今までの災害の経験や、政府や自治体の啓発活動により、かなりのご家庭が水や食料の備蓄、非常用袋などをきちんと準備されていると思います。
しかし、家から”脱出”するための準備はどうでしょう?
災害時に、普段通り玄関から外に出られるとは限りませんよね。

避難用はしご Kidde(キディー)2階用を購入してみた

と、いうことで我が家は「避難用はしご」を購入してみました。

2階の窓から脱出や避難することを想定し、Kidde2階用という製品です。もともとはアメリカの会社ですが、アマゾンに日本正規代理店もあるようです。が、お値段の関係で、正規代理店からでなく、並行輸入品を選びました。

並行輸入品だと安い↓(AMAZON)

災害避難はしご 2階用(3.9m) コンパクト収納タイプ [並行輸入品]

もちろん、ロープなどでも脱出できるとは思いますが、やはりきちんと避難用につくられたはしごと比べると、安定性なども低いだろうし、どうやって固定するかなどパニック状態にある時に考えることが多そうだし、きちんと判断できなさそうでちょっと心配だったというのも、この避難用はしごを買おうと思ったきっかけでした。

通信販売で購入

購入後、このような箱で届きました。

Kidde避難用はしご2階用

箱側面

並行輸入品だからか・・・うん、ちょっとボロッとしてます。まぁ、よく見ると中国製と書かれているので、箱とかはこんなものでしょうね。
ボロッとしてますけど、壊れてはないのでよしとしましょう。
箱を開けると、避難用はしごはこんな形で入っています。とってもコンパクトです。

コンパクトに収納されています

ちなみに、我が家はこの箱に入れたまま、脱出に使えそうな寝室の窓際で保管しています。
取り出してみると、こんな感じです。

箱から出すとこのような感じです

はしごの足をかける部分は、しっかりとしたアルミ製なので避難するとき足元がおぼつかないということはなさそうです。

しっかりとしたアルミ製です

普段はこのようにコンパクトにまとめられて、マジックテープ付きのリリースストラップで留められています。

リリースストラップはマジックテープになってます

このストラップを取ると、約4メートルの長さのはしごになります。
ちなみに、重さは約4キロほどです。

説明書は日本語なし

Kiddeはアメリカの会社ですし、我が家が買ったのは並行輸入の品だったので、説明書は英語・スペイン語・フランス語で書かれたものしかありませんでした。
(日本の正規代理店から購入した場合は、箱・説明書・注意書きシールはすべて日本語表記になっています。)
しかも、きっちり端っこを合わせて折ってないペラ紙です(笑)。

説明書

説明書

今回は、我が家のKiddeについてきた説明書を頑張って訳してみようと思います。

警告

説明書を読んでいくと、まず警告から始まります。
”読み間違いや指示に従わないと、深刻なケガや死亡の原因になります”
うん、いきなりすごいことが書いてあります。
”この製品を使う前に、操作に慣れておかなければなりません。携帯避難用はしごは住宅からの避難を使用の目的としています。他の目的で使用すると、深刻なケガや死亡の原因となります”
きちんと住宅からの避難に使う予定だから問題なさそうです。
”ステップ1,2,3で説明されているように、このはしごの取り付け方を練習することを強くお勧めします”
なるほど、いざというときに慌てないように取り付けの練習はしておいた方がいいという事みたいです。
”練習中は、リリースストラップを外さないでください。はしごは必要な時にきちんと展開するように、慎重に組み立てられています”
リリースストラップはマジックテープになっているけど、練習の時は外しちゃダメだそうです。
”火の中におろさないでください”
ですよね。
”このはしごは、1回のみの使用としてデザインされています。家が火災の時だけに使ってください。一度使ったら使い捨ててください。繰り返し使うと深刻なケガや死亡の原因となります”
えー!これって1回で使い捨てなんだ! まあ、非常時に使ったものをその後使うと安全性に問題が出てくるかもしれませんしね。あと、家の火災の避難目的なんですね。地震とか自然災害時に使っていいのかな??まぁ、大丈夫と思いますけど。
”通常の使用で、このはしごが家の外壁を傷つけたり、へこませたりする可能性があります”
非常時だからそんなこと言ってられない気がしますが、後で文句言う人もいるんでしょうね。
”嵐の時や、推奨される最小スペースまで開かない窓で使うことはお勧めしません”
この文章でstorm windowsという言葉が出てくるのですが・・・・嵐の時の窓のことなのか、ちょっといまいちわかりませんでした。
”このはしごは、下に窓がある窓で使う時注意が必要です。予防策を講じないと、窓ガラスやスクリーンや木製の装飾品を傷つける可能性があります”
なるほど、はしごが下りていく部分に窓があったら、その窓が壊れちゃうかもっていうことですね。
”いかなる場合においても、Kidde、代理店は間接的な損害については責任を負いません”
はしごそのものに不備があった場合を除いては、責任は負わないということですね。
”きちんとした強さと性能を保つために、15年ごとに交換をお勧めします。製造年月ははしごの格(足をかけるところ)の底に書かれています。緊急時にはしごがつかわれた場合、すぐに捨てて交換する必要があります”
確かに製造年月が書いてありました。これはきちんとチェックしておくべきですね。

製造年月

”このはしごは、防火訓練などのより重要な防火原則を補足することを目的としています”
このはしごは、あくまで「補足」だということみたいです。このはしごがあれば、避難訓練や、煙探知機など必要ないというわけじゃないということですね。
”直射日光の当たる場所や、高温のところに保管しないでください。積載量は454㎏を超えないでください。おもちゃではありません。大人の指導や監視がない場合、子供に使わせないでください”
454㎏まで耐えられるのであれば、もし5人家族が一度にはしごを使っても大丈夫そうですね。

使用条件

やっと使用条件までたどり着きました。
さて、どんな条件なんでしょう。
”2階用避難はしごの長さは、約4メートルです。窓から延ばした場合、はしごの最終段は安全に避難できるのに十分な程地面に近くなります。4.2メートルより高い所からこのはしごを使うと、けがの原因になるので使わないでください”
我が家のは2階用ですが、この避難用はしごは3階用のもあります。もちろん、3階用のはしごの長さは、長くなります。(説明書は2階用と3階用は共通のものです)

三階建て用もあります↓

Kidde(キディー):避難用はしご 3階建て用避難はしご Kidde KL-3S

感想(5件)

”はしごを取り付ける窓は、避難する人を支えることができないといけません。”
ですよね。窓自体が弱かったら話になりませんよね(笑)。
”窓を遮ったり、バーで覆わないでください。窓は完全に開けてください。電線や電話線、フェンスなどの外の障害物に気を付けてください”
せっかく家から脱出できたのに、感電したりフェンスでけがをしてしまっては元も子もないですもんね。
”このはしごを使うための窓の最小幅は41センチです。窓の開口部の最大の厚さは28センチです。窓の寸法については左の図を参照してください”
一番重要な使用条件だと思うので、左の図も載せておきます。

説明書の”左の図”

はしごの使い方

STEP1~8まであります。
STEP1:火が激しくなるのを防ぐために、避難する窓を開ける前に部屋のドアを閉めます。
STEP2:とりつけフックを開き、センターサポートを伸ばします。(Fig A)

Fig A

STEP3:窓枠にフックをかけ、はしごを建物の外側につるします。白い部分のフックの端を内壁に取り付け、赤い部分のフックは窓の外に出すようにします。(Fig B)

Fig B

フック部分は色分けされていてわかりやすいです

STEP4:はしごを出すためにリリースストラップを外します。実際の緊急事態の時のみこの動作をしてください。(Fig C)

Fig C

STEP5:安定性を確保するために、とりつけフックを持ちながら、慎重に窓からはしごの上に出ます。
STEP6:降りるときは、安定性を最大にするために体をはしごに近づけてください。子供をはしごで運ぶときは、本当に必要な時だけです。ペットやほかの物をはしごで運ばないでください。
STEP7:家族で避難するばあい、まず両親が先に出て、子供やお年寄りが下りる間の安定性を確保します。
STEP8:はしごを降りるとき、隣接する窓のガラスを割らないように注意してください。

保管方法

”避難に使う窓のそばに保管してください。簡単に手の届く、窓に近いクローゼットやベッドの下は、役立つ保管場所です。直射日光の当たるところや、高温のところでは保管しないでください”
なんだか、すごく海外の製品だと感じる保管場所ですよね。日本のクローゼット=押し入れは、そんな簡単に手が届かないですもんね(笑)。日本語の説明書はどんなふうに書かれているか、ちょっと気になりますね。

緊急時避難計画

”脱出計画を立て、脱出計画を練習しましょう。計画は各部屋から最低2つの脱出方法(ドアからと窓から)、家の外での集合場所を含みます。脱出後は消防署に電話をかけましょう”
このはしごは火災からの脱出を考えているので、消防署などなどが出てきますが、それを除けば火災以外の自然災害時の脱出の時にも役立つ避難計画だと思いますね。

その他もろもろ

説明書には、その他5年保証であるとか、Kiddeのアメリカの所在地などが書かれています。
でも、実際に避難用はしごを使う時に必要な説明ではなさそうなので、訳は省きます(笑)。

残念ながら使いきりで練習はできない!!

この避難用はしごを使う機会が無いに越したことはないのですが、災害王国日本なので備えておいて損はないと思います。

防災グッズの1つとして、避難用はしごが家にあると安心度が違ってくると思います。

ただ、予行演習、避難訓練したいと思いませんか?それが、この避難はしごの欠点です。
一回使い切りなのです。

もし、たたみ方を間違ってしまって、非常時に使えなかったらダメですもんね。メーカー側とするとそう書くしかないと思います。
でも、実際に練習した後にたたみなおしているブログもありましたので、できないわけではないようですが、我が家は怖くてやってません。

   
スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る