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掃除に大活躍する重曹
重曹の用途は色々
炭酸水素ナトリウム、所謂「重曹」には、色々な用途があります。
家庭では、ベーキングパウダーとして使ったり、掃除に使ったりすることができます。
が!
ベーキングパウダーとして使う重曹と、掃除に使う重曹では”純度”が違ってきます。
ベーキングパウダーとして使う重曹は、作られる過程において衛生管理がきちんとされており、純度は98%~99%となっています。
一方、掃除に使う重曹は、作られる過程で食品としての衛生管理がされていません。そして、純度は95%~98%となっています。
ですので、ベーキングパウダーを掃除に使うことはできても、掃除用の重曹をベーキングパウダーとして使うことはできません。
掃除用に重曹を常備
我が家では、掃除用に重曹を常備しています。
重曹は、弱アルカリ性なので、酸性の汚れを掃除するときに使います。
酸性の汚れの家庭での代表格(?)は、油汚れだと思っているので、コンロや換気扇の掃除に使うことが多いですね。
常備してある重曹はパウダー状のもので、水に溶かしてスプレーとして使ったり、パウダーをそのまま振りかけて使ったりしていたのですが。
先日常備してある重曹が切れたので、DAISOに買いに行ったらこのタイプの重曹を見つけてしまったのです。
DAISO重曹ペースト
それはこちら、DAISOの重曹ペースト。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp1-1.jpg)
200gで、110円(税込み)です。
重曹パウダーは、500gで110円(税込み)なのでちょっと割高かな?とはおもいますが、普段作っている重曹ペースト1回分で重曹大さじ3(45g)使うので、まぁ10回使えばトントンかな?
10回分練り練りする手間を省いてくれると考えたらOKということで(笑)。
うん、これは試しに買ってみるしかないですね。といういことで、お買い上げ~。
重曹ペーストでフライパンの焦げを落とすチャレンジ
さっそく使っていきますよ。
今回は、重曹ペーストでフライパンの底の焦げを落とすチャレンジです。
ちょっと焦げている我が家のフライパン。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp2-1.jpg)
この焦げが取れるかどうか。やってみましょう。
まず、焦げの部分に重曹ペーストを直付けします。
最初、透明な液体しか出てこなかったので、使う前に重曹ペーストは振った方がいいのかも?
とりあえず、白い重曹ペーストが出てきたら、焦げ部分にまんべんなく付けて、ラップを被せます。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp3-1.jpg)
このまま約1時間ほど放置。
放置後、ラップを外してブラシでこすります。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp4-1.jpg)
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp6-1.jpg)
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp5-1.jpg)
ブラシが茶色くなってきているので、焦げ付きは落ちているはず!
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp7-1.jpg)
でも…結果
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp8-1.jpg)
どうでしょう?
焦げが落ちていると言えば、落ちているけど…
想像していたように、きれいさっぱり落ちているわけではありませんでした。
こ、このままだと、ただの「商品がダメでした」みたいな記事になってしまう…。
ということで、違う焦げ付きを見つけたので再びチャレンジしてみることにしました。
別の焦げを落とすチャレンジ
同じフライパンで、別の焦げ付きを見つけたのでそちらで再チャレンジです。
今回は、こちらの焦げです。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp9-1.jpg)
重曹ペーストを、前回よりたっぷり使ってみました。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp10-1.jpg)
そして、同じようにラップをして
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp11-1.jpg)
前回より長めの、2時間放置しました。
2時間後は、こんな感じになっています。
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp12-1.jpg)
ブラシでゴシゴシゴシゴシゴシゴシしたのですが、やはりあまり焦げは落ちず…。
やっぱり駄目だったのか、とがっかりしていたのですが、ふと
「もしかして、擦る力が弱いのでは?」
と思い、ブラシをやめてスポンジで力いっぱいゴシゴシしてみたのです。
すると
![](https://bone.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/jsp13-1.jpg)
おおおおお~~~!!!
綺麗に焦げが落ちています!重曹ペーストの力、素晴らしい。
前回も、擦る力が弱かったために焦げが落ちなかったのでしょう。
重曹ペースト、実力を疑ってすみません。
重曹ペーストを使う時に気を付けること
今回、重曹ペーストを使ってフライパンの焦げ落としをしましたが、気を付けた点があります。
重曹ペーストを付けるときはいいのですが、擦る時や洗い流すときに「ゴム手袋」をしたということです。
重曹は、弱アルカリ性ですので肌荒れを引き起こしてしまう可能性があるからです。
そして、掃除する対象が重曹を使っていい素材かどうかを確かめることです。
重曹がNGな素材として、
- アルミ
- 銅
- 真ちゅう
があります。
これらの素材に重曹を使ってしまうと、黒ずんでしまうのです。
高価な銅のお鍋が黒ずんでしまった日には、泣くに泣けませんよね。
また、取っ手などにコーティングされていない木が使われている場合も注意が必要です。
重曹ペースト 活躍しそうな予感
DAISOで買った重曹ペースト、自分の好きな分量をぱっと使えるので、重曹で掃除する機会が増えそうです。
フライパンで実力は実証されたので、今度は気付けばいつの間にか焦げがついていたコンロの五徳とかに使おうと計画中です。
あ、擦り足りずに取れなかったフライパンの焦げも、再度チャレンジしますよ。