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新聞の新しい売り方にびっくりした件

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新聞は記事を読む…だけじゃない

新聞を購読していますか?

「新聞は毎朝家のポストに届くもの」、そう思って育ってきました。
私が子供のころは、新聞の定期購読は”当たり前”のことでした。
まぁ、自分が熱心に読んでいたのはテレビ欄と、3面記事でしたけど(笑)。

時代は進み、今はインターネットで事件や事故、スポーツの結果、社会情勢が分かるようになりました。
それにつれて、新聞の定期購読をしている人の数は減少していっています。

新聞は日常生活にあって当たり前、という常識は、いまでは常識ではなくなってきているのかもしれません。

新聞をそういう風に売るのか!と思わされた出来事

さて、先日幕張で行われた「ファンタジーオンアイス」なるフィギアスケートのイベントに、親類が付き添いで会場まで行ったそうなのですが、その時にびっくりしたことを教えてくれたのです。

親類の友人が、羽生結弦選手の大ファンで、ラッキーなことに幕張のアイスショーのチケットを手に入れることができたので、喜び勇んで幕張までやってきたのだそう。
その友人に会うために、親類も幕張に行ったわけですが…。
アイスショーの行われた幕張メッセの最寄り駅、JR海浜幕張駅に降り立た時、改札手前に

羽生結弦選手の祭壇があった

のだそう。
祭壇というのは、まぁ比喩表現で、羽生結弦選手の品が所狭しと並べられた一角が目に飛び込んできたんですが。
その”祭壇”の写真がこちら。

確かに、羽生選手一色ですね。

親類は、羽生選手のグッズ(タオルとかTシャツとか?)が売っているのかと思っていたのですが、そういった類のものは一切なく、売られていたメインの商品は「新聞」だったのです。

新聞のバックナンバーをまとめて販売

もちろん、親類の友人は羽生選手の祭壇に引き寄せられていったので、親類も一緒についていったそうです。
すると、売られていた新聞は日刊スポーツで

「羽生結弦 北京五輪 コンプリートセット」
「羽生結弦 北京五輪 エキシビションセット」
「全日本選手権2021 エキシビション 羽生結弦セット」

と、銘打たれており、その時期に販売されていた日刊スポーツのバックナンバーをまとめたものでした。

親類の友人は、筋金入りの羽生選手のファンだったのでほぼほぼ持っているので心惹かれないのでは?と思っていたら、日刊スポーツさんのが上手でした。

なんと、すべてのエリア・すべての版が入っているとのこと!

販売員さんに聞いてみると、スポーツ紙に載せる写真はエリアごと・版ごとに違うことがあるのだそう。
なので、同じ日に日刊スポーツを買ったとしても、関東エリアと関西エリアでは違う写真だったり、初版と3版では違う写真だったりする場合があるんですって。

親類も、その羽生選手のファンの友人から

このように新聞を買うよう依頼されたことがあり(特にオリンピックの時期に(笑))、友人の居住地でも売ってるだろうに何故だろう?と不思議だったようですが、謎が解けたと言っていました(笑)。

今は、SNSのおかげでファン同士が協力し合って、違うエリアの新聞を手に入れることは普通にできるそうなのですが、「版」が違うものを手に入れるのはなかなか難しいらしく、すべての「版」が入っていると推すことで羽生選手ファンの心をつかむ戦略のようでした。

もちろん、羽生選手のような大スターになれば、公式の試合の写真集なども出版されていますが、「公式写真集には載っていないけれど素敵なショット」がスポーツ新聞には満載なのだそうで、ファンは大きな試合の翌日のスポーツ新聞をたくさん買い込むんだそうです。

ちなみに、商売上手な日刊スポーツさんは、このようなバックナンバーセットをAmazonで販売しています。
(他の新聞社さんもYahooなどで、バックナンバー販売してましたが、単品でした。)
羽生選手だけでなく、アイドルのものもありましたよ。

見開きページをポスター風に仕立てて販売

羽生選手の祭壇でひときわ目を惹くポスター。
しかし、そのポスターはポスターとして撮影されたものではなく、日刊スポーツさんが見開きに使用した羽生選手の写真をポスター風に仕上げたものなのだそうです。
なので、大きさも新聞の見開きと同じ。かなり大きいですよね。

羽生選手の日刊スポーツ版ポスターが、4枚1セットで販売されていました。
そして、持ち歩くのが大変な人のために、駅を出たところから発送ができるように手配も済んでいたそうです(笑)。
ぬかりありませんね~。

ちなみに、親類の友人はポスターセットお買い上げだったそうです。

羽生選手が載ると売り上げが激増

駅に電車が到着するたびに、続々と人が集まっていたという「羽生選手祭壇」。
販売員さん曰く、羽生選手が新聞に載ると売り上げが激増するのだそう。
普段、スポーツ新聞を買う層でない女性が続々と買い求めてくれるからだと。
それは、日刊スポーツだけでなく、他のスポーツ新聞も同じなんだそうです。
なるほど、それは掲載写真に力を入れるはずですね。

この話を聞いて、新聞の新しい売り方はすごいなぁと感心しきりでした。
スポーツ紙だけでなく、一般紙でも各都道府県毎にアニメキャラクターを載せるなどしてましたもんね。
定期購読はしないけれど購入はしてくれる、ファンの「推し」に対する愛が新聞の売り上げを左右する、今はそんな時代なんですね。

   
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