日本国内空港wi-fi事情
Free wi-fi後進国と呼ばれて久しい日本ですが、近年外国人観光客の増加に伴い、空港のFree wi-fiが充実してきました。
ここで、日本国内のFree wi-fiのサービスを見てみましょう
日本国内主要空港Free wi-fi事情
成田空港
日本の玄関口ともいえる千葉県の成田空港。
もちろん、Free wi-fi完備です。
FreeWiFi-NARITA というネットワーク名のSSIDに繋げばOKです。
羽田空港
こちらも24時間空港として、成田に追いつくほどの便数の発着があります。
こちらのFree wi-fiのネットワーク名は、 HANEDA-FREE-WIFI です。
新千歳空港
近年、海外からの観光客が激増中の北海道の玄関口、新千歳空港。
こちらのFree wi-fiのネットワーク名は、 NewChitose_Airport_Free_Wi-Fi となっています。
中部国際空港(セントレア)
主要空港では一番新しい中部国際空港。
こちらのFree wi-fiのネットワーク名は、 FreeWiFi-centrair です。
関西国際空港
いわゆる関空です。この空港は、京都に近いということもあり、やはり近年海外からの観光客が増加傾向にあります。
こちらのFree wi-fiのネットワーク名は、 FreeWiFi@KIX です。
大阪国際空港(伊丹空港)
廃止される、廃止されると言われつつ、まだまだ現役の伊丹空港。
もちろん、こちらにもFree wi-fiはあります。
osaka-airport-free-wifi というネットワーク名になります。
福岡空港
市内からのアクセス最高の福岡空港。観光客のみならず、ビジネスでの利用も多い空港です。
こちらのFree wi-fiのネットワーク名は、 fukuoka-ap_Free-Wi-Fi です。
那覇空港
沖縄だけは、観光でも仕事でも飛行機で行くしかありません。その玄関口の那覇空港。
こちらのFree wi-fiのネットワーク名は、 Free_Wi-Fi_NAHA_Airport です。
Free wi-fiとは少し違う空港内ラウンジwi-fiサービス
ご存知の方も多いとは思いますが、ラウンジなるものがある空港があります。
ラウンジにも
- 航空会社ラウンジ
- クレジットカードラウンジ
- 有料ラウンジ
など、色々な種類があります。
航空会社ラウンジとは、ビジネスクラスやファーストクラス、またはプレミアムクラスを利用する人や、航空会社の一定レベル以上の会員が利用できるラウンジです。
クレジットカードラウンジとは、特定のクレジットカードを持っている人や、クレジットカードのステータスがある人が利用できるラウンジです。
有料ラウンジとは、字のごとく使用料を払えばだれでも使うことができるラウンジです。
そして、どのタイプのラウンジでも、ラウンジ内でのみ有効のwi-fiがあります。
空港自体のFree wi-fiに比べて、接続する人が少ないため、wi-fiに繋がらなかったり、ネットの動きが遅くなるなどのトラブルが少なくなります。
ラウンジのwi-fiに接続するには、ネットワーク名とパスワードが必要で、それは、だいたいラウンジ内のテーブルなどにwi-fiのネットワーク名とパスワードが書かれた紙が入ったカードスタンドがあったり、ラウンジに入室するときにパスワードの書かれたメモを渡されたりして知ることになります。
が、国が違えば事情も違ってくるわけで。
北京首都国際空港の航空会社ラウンジのwi-fiの接続方法は、日本よりハイテクだったのです!
北京首都国際空港内Air Chinaラウンジでのwi-fi接続はびっくりの方法
Air Chinaラウンジの場所は?
北京空港の、Air Chinaラウンジは、ターミナル3の国際線出発エリアにあります。

中国の空港だけあって、まぁ広い事広い事!私の場合、ターミナル2からの移動だったので、ラウンジにたどり着くまで苦労しました。

Air China ラウンジでwi-fiを繋げよう
ラウンジ内で席を確保し、飲み物や食べ物をとってきて、さぁゆっくりスマホでも見るかな~、と思ったのですが。
おや?ラウンジ内wi-fiのパスワードがどこにも見当たらない?
テーブルの上にも、壁にも何の表示もありません。
これは受付のスタッフに聞くしかないと思い、受付に行き事情を説明すると、すっと指をさされた先にあったのは、このマシンでした。

なるほど、このマシンで何かすればいいんだな。wi-fiって書いてあるし。
どれどれ、と画面を見るとまずは英語か中国語かを選ぶらしいです。

中国語を選ぶのは無謀なので、英語を選択すると・・・こんな画面に変わりました。

Please scan the boarding pass qr code in front of the scanner
”スキャナーの前にボーディングパスのQRコードをかざしてスキャンしてください”
なるほど!了解。
早速スキャナーに、ボーディングパスのQRコードをかざしました。

すると、マシンからこのようなチケットが。

チケットには、ユーザーネームとwi-fiのパスワードが印字されていました。
ほぉぉ~~なるほど!ハイテク~!
このシステムだと、もしパスワードを毎日変えていたとしても、手間はかかりません。
カードスタンドに書かれていたり、受付でパスワードの紙を配ったりしていたら、いちいちすべて書き直さなければいけませんもんね。
こうして、無事にwi-fiのパスワードをゲットしたのでした。
wi-fiを繋げたけれど・・・忘れていた!ここは中国だった!
もちろん、wi-fiはきちんと繋がりました。
が。忘れていたことが・・・。そうこのラウンジがあるのは、当たり前ですが、中国。
中国国内では、日本では普通に使えるアプリの多くが使えないのです。
Googleダメ、Youtubeダメ、Facebookダメ、Messengerダメ、LINEダメ、Twitterダメ、Instagramダメ・・・・・。
もしかしたら、と思ってやってみたPokemon Goも・・・ダメでした。
Yahooもトップページにはアクセスできたのですが、検索はダメでした。
ということで、せっかくwi-fiに接続できたのに、特に意味はなかったという結果に終わってしまいました(笑)。
このお正月に、中国に旅行する、もしくは北京首都国際空港経由で旅行する皆様。
Air Chinaラウンジではwi-fiは通じますが、スマホやパソコンでの暇つぶしはあまりできませんよ~。