インボイス、発行するかはわからないけれど登録申請してみることに
必要かどうかはわからないまま登録申請することに
令和5年10月1日から始める、消費税インボイス制度。
結局、接骨院として消費税インボイス制度に登録申請が必要かどうかわからないままなのですが(笑)、費用も掛からないし、制度が開始されてから「実は必要です」って言われるのも嫌なので、登録申請することにしてみました。
正式名称は「適格請求書発行事業者の登録申請」
インボイス登録とか、適当なことを書いていましたが…今回の登録申請の正式名称は
適格請求書発行事業者の登録申請
です。
パソコンで「インボイス制度」を検索してみると、国税庁が作成した「特集 インボイス制度」なるサイトを発見したので、そちらを見てみることにしました。
このサイトの、「申請手続」をクリックします。
登録申請はe-Taxか郵送が選べる
申請手続をクリックすると、国税庁の消費税インボイス制度のページにとぶことができました。
読んでみると、登録申請はe-Taxか郵送かが選べるようです。
個人事業主は、スマホからでも申請できるようなのですが、スマホのマイナポータルアプリからe-Taxに繋げるようでした。
パソコンやスマホから登録申請ができるのは、とっても楽ですが‥‥
私は、e-Taxの利用者識別番号を取得してないはず…
確定申告は、毎年税務署に紙で提出しているので、e-Taxを使う予定はない…ということで、郵送で登録申請することにしました。
まずは登録申請書をプリントアウトする
まずは、登録申請書を手に入れなければいけません。
特集インボイス制度の申込手続から飛んだ国税庁のサイトのページに
登録申請等様式
がまとめられたところがあり、その中の
適格請求書発行事業者の登録申請書(国内事業者用)
を、クリックします。
すると、別ページが開くので、そのページの
適格請求書発行事業者の登録申請書(国内事業者用)(PDFファイル/436KB)
(下の画像の赤丸の部分)
をクリックします。
クリックすると、PDFファイルが開くので、登録申請書となっている最初の2ページを印刷します。(3ページ目からは説明が書かれています。)
記載例を見たい場合は、
記載例(個人事業者用)(PDFファイル/677KB)
(上の画像の青丸部分)
を、クリックしてくださいね。
登録申請書の記入
適格請求書発行事業者の登録申請書 1枚目
適格請求書発行事業者の登録申請書の1枚目は、こちらです。
記載例を見ながら、必要個所を記入していきます。
まず、申請者の
- 住所又は居所
- 納税地
- 氏名又は名称
を記入します。
氏名又は名称には、屋号は書いてはいけないので、個人名を記入します。
次に、事業者区分にチェックを入れます。
松阪こた堂接骨院は、課税事業者なので「課税事業者」にレ点を付けました。
1枚目はこれで終了です。
適格請求書発行事業者の登録申請書 2枚目
2枚目は「適格請求書発行事業者の登録申請書(次葉)」と書かれています。
まずは、氏名又は名称を記入し、課税業者なので「登録要件の確認」を記入します。
課税事業者です:はい
納税管理人を定める必要のない業者です:はい
消費税法に違反して罰金以上の刑に処せられたことはありません:はい
すべて「はい」にレ点を付けて、完成です。
この登録申請書に不備がなければ、登録番号などが書かれた「登録通知書」が届くはず!です。
インボイス制度公表サイトに公表される
適格請求書発行業者として登録されると、
インボイス制度公表サイトに氏名と登録番号が公表されます。
登録番号が公表されるのはいいのですが、氏名は個人名が公表されることになります。
いや、個人名だけ公表されても…松阪こた堂接骨院とわかってもらえるかどうか…ということで、
屋号と、主たる事務所の所在地の追加公表を希望することにしました。
適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書をプリントアウトする
屋号と、事務所の所在地の追加公表を希望する場合は、
適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書
を、記入・提出しないといけません。
登録申請と同時にしたいので、こちらも今回記入することにします。
登録申請書と同じように、
特集インボイス制度の申込手続から飛んだ国税庁のサイトのページに行く
↓
登録申請等様式:適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書をクリック
します。
こちらも同じように、別ページに飛ぶので、そのページの
適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書(PDFファイル/662KB)
(下の画像の赤丸部分)
をクリックします。
クリックすると、PDFファイルが開くので、申出書となっている最初の1ページを印刷します。(2ページ目は説明が書かれています。)
記載例を見たい場合は、
記載例(PDFファイル/262KB)
(上の画像の青丸部分)
を、クリックしてくださいね。
申出書の記入
適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書は、こちらです。
記載例を見ながら、必要個所を記入していきます。
まずは、申出者の納税地と氏名又は名称及び代表者氏名を記入します。
追加公表したいのは、屋号と事務所の所在地なので
新たに公表する事項
↓
個人事業者
↓
主たる屋号・主たる事務所の所在地等にレ点を付けます。
そして、主たる屋号に「松阪こた堂接骨院」、主たる事務所の所在地等に「松阪こた堂接骨院の住所」を記入します。
これで完了です。
すべての書類を郵送する
「適格請求書発行事業者の登録申請書」2枚と、「適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書」1枚の、計3枚を封筒に入れ、
インボイス登録センター宛てに郵送します。
インボイス登録センターは、ブロックで分けられているので、自分の県はどのブロックのインボイスセンターに郵送したらいいのか、送る前にチェックしてくださいね。
国税庁のサイトの登録申請等様式の下に「郵送による提出先のご案内」があるので、そちらをクリックすると何県がどこのインボイス登録センターに送るのか確認ができます。
ちなみに三重県は、名古屋国税局インボイス登録センターが送り先となっています。
書類の記入は思ったより簡単
適格請求書発行事業者の登録申請書の記入は、思ったよりも簡単に終わりました。
まぁ、松阪こた堂接骨院がもともと課税事業者であったことも簡単であった理由の一つだと思います。
どの書類も、記載例が丁寧に書かれているので、記載例をきちんと参考にすれば、間違えることもそんなにはないはず…です。
登録通知書を受け取った ※2022年6月17日追記
登録申請を送ってから約2週間
適格請求書発行事業者の登録申請を郵送してから約2週間、「適格請求書発行事業者の登録通知書」が届きました。
無事に登録番号、ゲットしました~!
まだインボイス登録センターがあまり忙しくなかったからか?とてもスムーズに登録ができたと思います。
さて、この登録番号、いつから領収書に記載するべきか…。制度が正式に始まる2023年10月1日以前に記載してもいいものか??
まぁ、一応今は記載なしで領収書を出そうとは思っていますが。
来年、制度が始まるときに記載するのを忘れないようにしなければ!