園芸・畜産

ヤギをレンタルして草刈りしてみませんか?

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草刈りの新しい形 薬品も燃料も使わないヤギはいかが?

本格的な春がやってきましたね。

春といえば、草木が目を覚まし、ぐんぐん成長する季節でもあります。 満開の桜の木の下でお花見なんて、春の醍醐味の一つですよね。

しかし!あまりやりたくないことも始まってしまうシーズンでもあります。 そう、庭などの草刈りです。

雑草の驚くべき生命力

雑草という植物は存在しませんが、まぁ生えてほしくないところに生える草などがまとめて雑草と呼ばれています。 その雑草は主に多年草と一年草に分けることができます。

多年草は、地上にある草部分が枯れても根っこが生き延びており、翌年の春にまた生き生きと生えてくる雑草です。

一年草は、春に芽が出て夏に生い茂るものと、秋に芽が出て冬を越して翌年の春に生い茂るものがあります。多年草より一年草の方が成長のスピードが速いものが多いです。

困ったことにこの雑草と呼ばれている植物は、繁殖力が非常に強く、土と水と日の光さえあればどこにでも生えてしまいます。 手をかけて育てている園芸用の花とは比べ物にならない生命力なのです。 そのため、春先から晩秋まで何回か草刈りをしないと、あっという間に庭などは雑草に覆いつくされてしまいます。

暑い時期の人力草刈りや除草剤使用は気が引ける

雑草は庭だけでなく、休耕地や山などにも生い茂ります。今の時期ならまだ人力で草を刈るのもいいですが、年々暑くなる日本の夏場に人力で長時間草刈りをするとなると、熱中症などの健康被害も心配です。

だからと言って、除草剤を大量に使うのも環境+人体への影響も考えてしまいます。

そこで目をつけられたのが、ヤギ

雑草をたくさん食べてくれるヤギです。 ヒツジも雑草を食べてくれますが、ヒツジは柔らかい雑草しか食べないらしく、硬い雑草ももりもり食べてくれるヤギに白羽の矢が立ったのです。

ヤギのいい所は

  • 雑草を食べてくれる=刈った雑草の処理が要らない
  • 草刈り機と違い、ガソリンや灯油などの燃料が要らず、二酸化炭素の排出を抑えることができる
  • 草刈り中の音が静か
  • 人間がするには難しい急斜面の草刈りも難なくこなしてくれる
  • ヒツジのように毛が伸びてカットが必要などの手間がない

などなど沢山あります。

実際に自治体や大企業などもこのヤギで草刈りという方法を取り入れているところもあります。

2017年に三重県の菰野町で耕作放棄地を子ヤギが除草するという検証事業が行われたのですが、結果がどうだったのか見つけ出せませんでした・・・・。 耕作地放置の解消、排泄物の堆肥利用、害獣防止、子ヤギを使っての地域活性化をすべて叶えるとのことだったのですが、どうなったんでしょう?成功したのかな?

ヤギはレンタルできます

ヤギに草刈りをしてもらうのはいいですが、いきなり自治体や企業で飼い始める、というのもハードルが高いですよね。 実は、ヤギはレンタルできるのです。

松阪市に近い所だと 伊勢ヤギふぁ~むさん でレンタルできますよ。 草刈り目的なら、1~3日の短期、3日~2週間の中期、2週間~の長期と期間が分かれていて、短期なら1頭5,000円~、中期で1頭6,000円~、長期は1頭8,000円~となっています。 伊勢ヤギふぁ~むさんのホームページに、ヤギさんの仕事ぶりがわかる写真が載っているので、ぜひ見てみてください。

伊勢ヤギふぁ~むさん以外でも、全国でヤギのレンタルをしているところが結構あるようです。 ヤギで草刈りを試してみたいと思っている人は、近くでヤギレンタルを探してみてはいかがでしょうか。

ヤギで草刈り、意外な落とし穴も

いいこと山盛りなヤギで草刈りですが、もちろんデメリットもあります。

まず、ヤギさん結構のんびりさんなんだそうです。 暑い気候が苦手らしく、夏場は木陰でずーーーっと涼んでいたり、気分によってあまり草を食べてくれなかったり、ニンゲンが立てた予定通りに草刈りが終わらないことがあるそうです。 でも、まぁ動物なんですからすべてが予定通りに進むと考える方が間違っているのかもしれませんね。

そして、ニオイの問題もあります。 ヤギ自体の動物のニオイもありますが、ヤギの糞や尿のニオイもあります。なので、こまめにヤギの排泄物を掃除する必要はありそうです。

そして、一番可愛らしい?デメリットは レンタルした場合、ヤギが可愛すぎて返すのが辛い ということです。 自治体などでレンタルをして、結構広い土地の草刈りを数か月単位でヤギにしてもらうと、愛らしい姿や人懐っこい性格のヤギたちに人々がすっかり夢中になってしまい、返却するときに子供たちが泣いてしまったり、大人ですらヤギロスに陥ってしまうのだそうです。

ヤギには命の危機もある!?

草刈りで活躍してくれるヤギですが、時には命が危険にさらされることもあります。 2014年に岐阜県美濃加茂市で起こった事件を覚えていらっしゃる方も多いかと思います。 そう、草刈りのために飼われていたヤギがベトナム人の技能実習生に盗まれ食べられてしまったという事件です。

日本ではヤギを食べるというのは一般的ではありませんが、実はヤギは世界中で食べられている量は豚、魚、鶏、牛に次ぐ堂々の5位なんです。なんと、羊よりも食べられているのです。 アジア(中国、ベトナム、ネパール、インド、パキスタンなど)や、中東、北アフリカ、メキシコなどではいろいろなヤギ肉料理があります。ヤギを盗んだベトナム人も、友達の誕生日パーティーでヤギ鍋にして食べてしまったという事でした。 そんなにヤギはおいしいのかと思った人もいるかもしれません。安心して下さい?日本でも合法的にヤギ肉は食べられますよ。

和牛牧場で焼肉はありますが、さすがに伊勢ヤギふぁ~むさんでヤギ肉は食べられません。(ヤギのミルクを使ったアイスやヨーグルト、チーズなどは伊勢ヤギふぁ~むさんで食べられますよ!)しかし、沖縄あたりでは郷土料理として食べられています。 試したい方はぜひ沖縄県や、沖縄料理店を訪れてみてください。

人口減少の日本で動物活用は有りかも

さて、話を戻して。 これからの日本は人口が減少していきます。マンパワーを今ほど期待できない将来、ヤギで草刈り、など動物を活用するのは有りではないでしょうか?

   
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