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三峯神社のTwitter”ペットを連れての参拝禁止” あれ?そもそも神社にペット連れて行ってOKなの?

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そもそも神社仏閣にペットを連れて行っていいの?

先日、埼玉県秩父市にある三峯神社が、ペット連れでの境内への立ち入りを禁止しますと言う旨のツイートをし、ニュースにもなりました。

ペット連れ禁止の看板(埼玉県川越氷見神社にて撮影)

三峰神社とは

三峰神社とは、埼玉県秩父市にある神社で、秩父三社の1社です。 関東屈指のパワースポットとしても有名で、縁結びのご利益は特にすごいそうです。 伊弉諾尊と伊弉冉尊(イザナギノミコトとイザナミノミコト)の夫婦神が祀られているためと、もみの木と檜がぴったりくっついてまるで1本の木のように見える”縁結びの木”があるからだそうです。

そして、三峯神社のもう一つの特徴は、狛犬ならぬ狛オオカミが居る所です。 この神社の神の使いがオオカミだそうで、それが理由で狛犬ではなくオオカミがいらっしゃるのだそうです。

その上、そのお犬様(オオカミのこと)に供え物をすると、綺麗に召し上がられるという伝説?言い伝え?もあるそうです。 この話からもわかるように、三峯神社は犬(オオカミ)と深いかかわりがあるのです。

お犬様が神の使いなので

神の使いがお犬様なので、犬連れでの参拝もOKだった三峯神社なのですが、令和元年7月1日よりペット連れでの参拝ができなくなってしまいました。(もちろん、盲導犬などの補助犬については例外です。) 三峯神社の公式ツイッターによると、その理由は

一部の人の心無い振る舞いにより信仰の場としての尊厳維持が困難になりかねない事態が起きた

三峯神社公式Twitterより

からだそうです。

神社自体は、

ペット、特に犬については お犬さま・山犬・御眷属様として親しまれており、身近な存在で大切に考えている

三峯神社公式Twitterより

とのことですが、その気持ちをも上回る迷惑な事態が起こったのでしょう。

そもそも神社仏閣にペットが入ってOKなの?

そこでふと疑問に思ったことがありました。 そもそも、神社仏閣にペットを連れて入ってもOKなのか? ということです。

三峯神社は、犬とゆかりがあるので、という理由がありますが、他の神社やお寺は?

私の認識だと、「神社仏閣にペットを連れて行くのはNG」でした。 神社仏閣と言っても、私の考えでは、ひっきりなしに参拝客が訪れる大きな神社仏閣ですが・・・。

と、言うことで調べてみました。

その結果、

基本的に神社にペット(特に犬)を連れて入るのはNG

とのことでした。

理由としては

・宗教的に動物は穢れ(けがれ)とされてきた。

が、大きいでしょう。 特に馬以外の四つ足の動物がそのように考えられてきたようです。馬は神馬として奉納されますが、他の四つ足の動物は祭典などでも見かけません。 (祀ってある動物は神様の化身なので、動物としてはカウントされないみたいです。)

自然に迷い込んだ野生動物を除いては、確かに境内で四つ足の動物を見かけたことはありません。

伊勢神宮にはたくさんの鶏が居ますが、四つ足ではないですもんね。

あと、もう一つ少しくすっと笑ってしまうような理由として

・狐との相性が悪い

というのもありました。

狐は犬と相性が悪い?

神社の中にはお稲荷さんを祀っているところがたくさんあります。お稲荷さんとは、狐ですよね。 犬と狐の相性というのは、良いとは言えません。まぁ、仲良しの犬と狐もいるかもしれませんが、一般的には悪いと考えられています。

ですので、お稲荷さんを祀ってある神社に犬を連れて行くと、お稲荷さんを怒らせてしまうと考えられているようです。お参りに行くような信心深い人が、神様を怒らせたいとは思いませんよね。

時代の流れと共に考えにも変化が

しかし、今の時代ペットは単に”動物”ではなく、家族の一員と考える人が増えてきています。 我が家でも犬を飼っていますし、その気持ちはとてもよくわかります。

このようなペットに対する考え方の変化に伴って、ペットと参拝OKな神社仏閣も増えてきていることも確かです。

例えば三重県内では、鈴鹿市にある椿大社は、ペット同伴の参拝が可能ですし、伊勢市にある潮音山太江寺はペット寺とも呼ばれており、参拝の他にもペットの健康長寿祈願も行ってくれます。それに太江寺では、ペットのお守り(迷子札付き)も売られているんですよ。

他の都道府県では、ネットでペットの祈祷や、実際にペットの七五三(!)を行っている神社仏閣もあったりもします。すごいですよね。

ペットの飼い主も気を付けるべき

ペットと参拝OKだからと言って、神社仏閣のルールに従わないくていいわけではありません。

神社仏閣の敷地内は、神聖な場所とされており「清浄」、すなわち綺麗な状態、を保たなければなりません。神主さんやお坊さんが境内を掃いているイメージが強いのは、清浄を保つためこまめに掃除をされているからなのです。

ですので、神社仏閣の敷地内ではペットの排泄行為はさせないようにしなければいけませんし、ペットと参拝OKだけれど”ペットの足を敷地内に付けてはいけない”、もしくは”キャリーなどに入れた場合だけOK”というルールがあれば、それにきちんと従わなければいけません。

せっかく神社仏閣が、ペットも大切と考えている人のことを受け入れてくれようとしているのに、ルールを破る人が増えることによって三峯神社のように再びペットとの参拝が禁止になってしまう事もあるのです。

また、初詣など他の参拝客がたくさんいる時にはペットと一緒の参拝は避けるなど、他の参拝客に対しての気配りも忘れてはいけないでしょう。アレルギーがある人や、動物が怖い人がいる可能性は十分に考えられますし、またペットが他の人に攻撃するなどのアクシデントが起こる可能性もあります。

ルールを守る他の人に配慮する、この二点を守っていれば、ペットと一緒の参拝がNGになることは少なくなるのではないでしょうか。

   
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