元号で言われたり書かれたりした場合、年齢や出来事が、何歳なのか何年前なのかわからなくなることないですか。
来年、元号が変わります。さらに、計算が面倒になりそうです。
西暦に統一してはという意見もあります。
皆さん、どう思いますか?
目次
元号は必要なのか?西暦に統一してよいのでは?
来年5月に平成から元号が変更になる
2019年5月に、現天皇が老齢のため退位することに伴って、平成から元号が変わる予定です。
何という元号に変わるか、予想がいろいろ出回っております。
同時に元号が現代社会ではいらないのではという意見もでています。
元号の問題点と利点
国際化の時代
国際化の時代で、日本人ですら元号を使いこなせてないのに、外国人は、ほとんどわからないのではないだろうか。
外国人が日本で生活することも多くなってきました。
外国人観光客も増えてきて、元号で書いてあるものは、非常にわかりにくくなっています。
元号を変えると書類やパソコンなどのソフトの修正が必要
元号を変えると書類やパソコンなどのソフトの修正が必要になります。
現在では、免許証など官公庁の書類にも、元号がつかわれています。
修正に、少なくない税金が投入されることは間違いありません。
場合によっては、不必要になる書類もでてくるかもしれません。
書類を破棄しなくても、修正用のハンコとインクが必要になるでしょう。
全国的に考えると、莫大な税金が投入されることになります。
公的な書類などは、この機会に西暦に変えていこう
免許証や住民票など公的な書類は西暦で行くべきと考える人も多いようです。
元号が必要と思う人は、普段の生活で好きなように使えばよい訳で、使うなという意見ではないようです。
元号は伝統であるという意見
元号は、長年続いた伝統です。大化の改新の645年からです。
今まで続いているから、そのままで行こうという意見があります。
西洋かぶれではいけないという感じなのですが、洋服を着ながらいうのもなんだかなと思います。
熱狂的な元号信者もいるわけで、「西暦はキリスト教が関係している」ということで強制はおかしいという意見もあります。
ただ、それなら、元号を強制るするのもおかしいですね。
今までと違う作業になるのは面倒
事務的には、今までと違うことをするのにはパワーがいるので、面倒でやりたくない人も多いと思われます。
書類の上に書く日付を平成から、2019にするだけなのですが、それすら、やりたがらない人もいるのです。
元号は計算が便利
元号の便利なところは小さな数字のため、近い過去や未来は、西暦より計算しやすいです。
もっとも、2018年なので、この利点は、現在のところ少ないと思われます。
経済的効果
前回、元号が変わったのは、昭和天皇が崩御したときで、セールをしにくくなり、国民の購買意欲が落ちました。
今回は、新天皇即位の祝い事になりますので、経済効果が見込まれると思います。
ただ、これは、元号を使う使わないという意見とは別ではあります。
結論
公的機関の書類は、西暦の方がコスト的にも利便性も良いと思われる。
国際化の流れでもある。
ただ、元号は、伝統であり、続けようという意見も多い。
また、様式を変えるのには、すべてを統一させる必要があるので、面倒くさいので今のままでという意見もある。
おそらく、強力な政治家や官僚が動かない限り、免許証の期限を西暦になるなど、現在のシステムが変わることはないと思われる。