睡眠改善薬のドリエルは、一時的な不眠の緩和に効果がある薬です。
第2類医薬品として市販されています。
このドリエルの成分は、アレルギーの薬である抗ヒスタミン薬のレスタミンコーワと同じです。
初期の抗ヒスタミン薬には、副作用として眠気があり、これに注目して作られたのがドリエルです。
ただ、レスタミンコーワの方が値段が安いです。
目次
睡眠改善に効き目があるドリエルは、レスタミンと同成分で副作用からつくられた
ドリエルは一時的な不眠症状に効き目がある
エスエス製薬から販売されているドリエルは、第2類医薬品として市販されています。
医師が処方し、薬局では市販されていない慢性的な不眠症状に使用する睡眠薬や睡眠導入剤とは異なり、効果はマイルドです。
一時的な不眠症状に効果があり、自然に近い眠りに導く効果が期待できるとなっています。
ドリエルは、寝つきが悪く、眠りが浅いといった人に有効です。
ストレスや心配ごとがあって、眠れなかったり、夜中に目が覚めたりする方や、疲れているのに、神経が高ぶって寝つけない方にお勧めと言われています。
不規則な生活で、睡眠リズムが乱れている人にも良いようです。
布団に入ってもなかなか寝つけないときなど、15歳以上の大人のみ、1回2錠を布団に入る30分くらい前に服用します。
ドリエルの成分はジフェンヒドラミン塩酸塩
ドリエルの成分は、ジフェンヒドラミン塩酸塩です。
1錠にジフェンヒドラミン塩酸塩25mgが入っているので、1回分は50㎎となります。
定価では、6錠(3日分)税抜1000円、12錠(6日分)税抜1900円となっています。
レスタミンコーワは、ドリエルよりも値段が安い
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、抗ヒスタミン薬のレスタミンコーワと同一成分です。
抗ヒスタミン薬は、アレルギー薬の一つとなります。
初期の抗ヒスタミン薬は、眠気が副作用だったのですが、これに着目してドリエルが生まれたようです。
レスタミンコーワの用法・用量
レスタミンコーワは、15歳以上の大人は3錠×3回、11歳以上15歳未満は2錠×3回、5歳以上11歳未満は1錠×3回となります。
レスタミンコーワは、小さな錠剤になり、1錠は、ジフェンヒドラミン塩酸塩10mgです。
すなわち、大人は、一回分3錠で30㎎となります。ドリエルの一回分50㎎より少ないですね。
ただ、一日の用量で見れば、レスタミンコーワは90㎎となり、一回しか飲まないドリエルより多くなります。
もし、レスタミンコーワをドリエルと同じ量で飲むなら、一回に5錠飲むことになりますね。
(添付文書と異なることをするので、自己責任でお願いします。)
用法・用量を厳守だが、上手くレスタミンコーワを利用するのもあり~口コミ
アレルギー薬として飲むなら、アレジオンなど次世代の薬の方が、効きますし、副作用も少ないです。
わざわざ、アレルギー薬として、レスタミンコーワを内服する必要はないと思います。
一日3回ですが、レスタミンコーワを昼間に服用すると眠たくなってしまいます。
ただ、夜、アレルギー症状がある人が寝られないときには最高の薬かもしれません。
私の場合、眠れないときには、レスタミンコーワを用法用量どおりに3錠服用します。
場合によっては、少ない量にしていますが、私の場合は、良く効いて眠れます。
ドリエルの場合は、追加投与ができないとなっています。
しかし、レスタミンコーワは、1日3回ですので、朝方に中途覚醒しても追加投与しても良いかもしれません。
ご使用は、ご自身の責任でお願いいたします。
ドリエルやレスタミンコーワはお酒と一緒に飲んではいけない
ドリエルの成分は、肝臓で分解代謝されます。
ご存知のようにアルコールも肝臓で分解されますので、肝臓に負担がかかります。
最悪、肝障害を起こしてしまう可能性もあります。
また、アルコールと薬が競合してしまうので、薬の効果が強くでて異常な眠気を感じたり、副作用が強くなる可能性があります。
ドリエルは、お酒と一緒に飲まないほうが良さそうです。
レスタミンコーワは安い
ドリエルは、3回分6錠で1000円しました。
ところが、レスタミンコーワは、120錠の製品でも、1000円でおつりが来ます。
圧倒的に、レスタミンコーワが安いです。
目的が違うので、個人の判断になりますが、同一成分なので、レスタミンコーワを買えば、ドリエルの代わりになるのではと思います。
レスタミンコーワの方が、指定された用量は少ないですが、そこまで効果がないわけではなさそうです。
医師や薬剤師の指導のもとに、添付文書を熟読した後、個人の判断で、指示通りに服用するようにお願いします。
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