自由の女神は、ニューヨークだけでなく、東京の湾岸部のお台場にもあります。
海を背景に立っていて、雰囲気十分です。
ただ、ニューヨークのと違って小さいです。
目次
お台場の自由の女神はフランス政府公認
ニーヨークの自由の女神
自由の女神像は、英語ではStatue of Libertyと言います。
自由の女神像の正式名称は「Liberty Enlightening the World(世界を照らす自由の女神)」と言うそうですが、誰もそんなこと知らないですね。
ローマ神話の自由の女神リベルタスをかたどった立像です。
高さは、46.05mもあるそうです。
一番有名なのは、ニューヨークのものでしょう。
観光地がいっぱいあるニューヨークの中でも自由の国アメリカの象徴として、特別な存在感です。
自由の女神が持っているもの、王冠の意味
左には1776年7月4日と書かれた独立宣言の書、右には世界を照らすように燃えるトーチを高らかに掲げています。
この女神の頭部にある王冠には、7つの突起があります。
これは7つの大陸、7つの海に自由を広げるという意味があり、自由を象徴しているといわれています。
自由の女神の歴史
この自由の女神像は、フランスとアメリカ合衆国が共同で作ったものです。
アメリカの独立100年祭を祝い、フランスとアメリカの友好のために、この自由の女神を作ろうとの構想が生まれたのは1865年のこと。
イギリスからの独立を求めた独立戦争のさなかに、フランスと友好関係を築いていたということもあるようです。
1878年のパリ万博では、完成した頭部を展示し、自由の女神の頭部に昇るための行列ができ、約40万ドル相当の寄付を集めたそうです。
1884年にフランスパリで仮組みがされ、翌年に分解して、フランス海軍の輸送船イゼール号でアメリカに運び込まれました。
フランスからアメリカに寄贈されたものですが、台座部分の建設資金はアメリカ国民の寄付によって賄われているそうです。
完成した自由の女神の除幕式は、1886年10月28日に行われました。
その約100年後、1984年に世界遺産に登録されました。
お台場の自由の女神
東京台場に、パリの自由の女神像が、日本におけるフランス年事業の一環として1998年4月29日から1999年5月9日まで設置されていました。
1998年4月28日に点火式が行われ、フランスのジャック・シラク大統領、橋本龍太郎首相などが参加しています。
この事業が好評を博したため、フランス政府からレプリカの制作が認められて、フランスにて複製されたブロンズ製のレプリカが2000年に設置されました。
すなわち、フランス政府公認のレプリカということになります。
大きさは、17.4m(台座のぞくと11.5m)で、ニューヨークのものよりはるかに小さいです。
お台場の自由の女神の場所
台場駅からは直接海側のデッキに向かうと見えてきます。
アクアシティの2階のデッキから見えます。
自由の女神像の近くに良く見えるようにスロープがあります。
下に降りて足元から見上げることもできます。
東京お台場の「自由の女神」はフランス政府公認のもの。ニューヨークに行かなくても見えるが小さい。
東京に観光に行った場合は、ダイバーシティやフジテレビなんかを見たついでに見ておくと良いと思います。
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