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BMWあおり運転事件の思いがけない余波

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あおり運転の事件が増えてきています

自動車事故や事件は厳罰化の流れ

自動車に絡む事故や事件のニュースは、少なくとも1日に1回は見聞きしているのでは?というくらい、日常的に起こっていますよね。

特に痛ましい事故や事件が起こった後には、世間の注目も高く、今までは見過ごされていた事も事故や事件として扱われるようになったり、起こした事故や事件に対する罰則が甘すぎるとの意見から、刑が重くなったという事例があります。

例えば、1999年の東名高速道路で、飲酒運転のトラックが前の乗用車に突っ込み、乗用車が炎上し2人の子どもの命が失われた事故がきっかけで、2001年に危険運転致死傷罪が新しく設けられました。

それ以前は、どれだけ危険な運転が原因での死亡事故でも業務上過失致死罪しか適用されず、最高でも5年以下の懲役や禁錮だったのです。しかし、危険運転致死傷罪では、相手を死亡させてしまった場合は1年以上の有期懲役になり、最高で20年、加重があれば30年の懲役が科せられるようになりました。

相次ぐあおり運転の報道

以前は、悪質な自動車事故と言えば飲酒運転が主でしたが、最近は”あおり運転”に注目が集まっています。

ここ数年で、ドライブレコーダーが普及したため、どのように”あおられた”かを映像で残すことができるようになったのが大きいのでしょう。

そして、あおり運転を悪い意味で有名にしたのが、2017年に東名高速道路で起こった事件でしょう。
追い越し車線に停止させられたワゴン車に乗っていた夫婦が、車外で後続のトラックに追突され、子どもの目の前で死亡するという痛ましすぎる事件だったので、皆さんの記憶にも残っていると思います。

最近では、あおり運転をした運転手だけでなく、同乗していた女性も”ガラケー女”として一躍有名になったあのあおり運転事件が強烈だったのではないでしょうか。

常磐自動車道でのあおり運転+暴行事件

2019年8月10日に、茨城県の常磐道であおり運転をした運転手と、同乗していた女性が、被害者に対して暴行、そしてその行為をガラケーで撮影している動画がネットで公開されました。

その後、その動画はテレビニュースでも流れ、犯人と同乗していた女性に対して非難が殺到しました。

そして、なぜかその犯人が乗っていた車がBMWだったということも注目を集めてしまいます。
東名高速道路のあおり運転事件の時は、犯人が乗っていた車に注目は集まらなかったのに不思議ですよね。

BMWの風評被害

犯人が乗り回していた車は、BMWのX5 35dでした。
このBMWは、新車価格だと約1000万円もする高級車ということもあり、そんな高い車に乗っているのに、行動が酷い!との意見も見かけました。

そして、何の落ち度もないBMWなのですが、犯人が乗っていたことによりイメージが悪くなるといダメージを受けてしまいます。

その後、犯人が乗っていたBMWは試乗車で、期日を過ぎても返さずに乗り回していたということが発覚します。
BMWはただただ被害を被っただけだったのです。

しかし、あまりにもあおり運転+暴力の画像のインパクトが強かったため、常磐道でのあおり運転と聞くと、「あぁ、あのBMWの」と思う人が多く、全く非のないBMWは風評被害を受けたのでした。

BMWの風評被害の余波

事件から2か月が過ぎ報道も一段落

そんな事件から約2か月が過ぎ、ニュースなどでもあの映像を見かけることもなくなってきました。

テレビの影響はやはり大きく、テレビで連日報道されなくなると話題にも上らなくなってくるものです。

しかし、あのBMW風評被害の余波は思わぬところで現れたのです。

BWMでは新車の代車がある!

BMWを長年乗り継ぐ知り合いがいます。

最近、その知人が、車検のためにBMWディーラーに行ったそうです。

BMWディーラーのスタッフは、”車検よりそろそろ新車どうですか!”感を醸し出してきていたそうです(笑)。
今年は車検を通しても、来年のワンチャンを狙ったのかもしれませんが、

「車検時に代車として新型モデルに乗ってください!」

と勧められ、まぁもしかしたら車が必要になるかもしれないとのことで、知人は代車を借りることにしたそうです。

BMWオーナーに降りかかった以前とは違う手続き

実際に車検時にBMWディーラーに行くと、以前にはなかった手続きが待っていたそうです。

「本当に申し訳ないんですけど、ニュースにもなっちゃったものですからね・・・」
と言ってそっとA4用紙を出してきたのだそうです。

なんだろう?と思って見てみると、

車両貸出同意書

と書いてあるではないですか。
知人は、最初「ニュースになった・・」のくだりはピンと来てなかったそうですが、この同意書を見て「BMWあおり運転のことか~!」と思い出したみたいです。

BMW代車の車両貸出同意書!

なんとなく、事件を思い出させてしまってBMWのイメージ的には逆効果のような(笑)。
でも、書類をしっかり作るっていうBMWの気持ちはよくわかります。
あんなことがあったら、仕方ないですよね。

涙を誘う?車両貸出同意書の中は事件を連想させるワードがたくさん

その車両貸出同意書の注意事項の中には

違法行為

使用・管理はご使用者様の責任で

第三者に転貸しない

第三者に危害を加えてしまった場合

貸出車両の毀損

弊社が受けた損害を補償 など

例の事件を連想させる言葉がたくさん盛り込まれていたそうです。

同意書なので、もともとそんな文言なのかもしれませんが、知人曰く、そういった類の文言を見るたびに「BMWの人も、あの事件があったせいで本当に大変だったんだなぁ」とBMWに心を寄せていました。

事件のおかげでBMWディーラーもオーナーも大迷惑!

あの犯人がとんでもない事件を起こしたせいで、BMWのディーラーも新しく書類を作ったり、その書類を書いてもらう同意をとったりしなければいけなくなったし、BMWオーナーも試乗車や代車を借りるときに書類を書く手間がふえたりと、迷惑この上ない!ことになっています。

テレビニュースになっていることは、なんとなく自分とはあまり関係ないと思いがちですが(特に事件などは)、まさかこんな形で自分に関係してくることもあるんですね。

清く正しく生きよう。うん。

   
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