経済・政治

都道府県平均賃金ランキング 三重県は何位?

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厚生労働省から 令和2年賃金構造基本統計調査の結果が発表されました

2021年3月31日、厚生労働省のホームページで、「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概要」が発表されました。

賃金構造基本統計調査 とは?

賃金構造基本統計調査とは、毎年7月に実施され、

  • 雇用形態
  • 就業形態
  • 職種
  • 年齢
  • 学歴
  • 勤続年数
  • 経験年数

などを答えることにより、日本の賃金の実態を調べる調査です。

調査の対象は、

  • 常用労働者5~9人の民営事業所のうち、企業の国内常用雇用者が5~9人である民営事業所
  • 常用労働者10人以上の民営事業所
  • 常用労働者10人以上の公営事業所

で、なおかつ

  • 調査月(6月)に18日以上勤務している労働者

となっており、コンピューターで無作為に選ばれます。

なので、全国民が対象の調査、という訳ではありません。

コロナ禍でも賃金は増えている?!

この発表があったと聞いて、最初に思ったことは、「昨年から続くコロナ禍で賃金が全体的に下がったんだろうな」ということでした。

しかし、ふたを開けてみてびっくり、なんとこの調査の結果では、前年より賃金が増えていると出たのです。

男女合わせた賃金は、令和元年が306.0千円に対し、令和2年は307.7千円になっており、対前年の増減率は0.6だったのです。

男女別の賃金を見てみると、男性の令和元年が336.1千円女性の令和元年が249.8千円に対し、令和2年は男性338.8千円女性251.9千円で、対前年度の増減率は、男性0.8・女性0.8となっており、男女どちらも賃金が上がったことがうかがえます。

まぁ、2020年の6月は緊急事態宣言が出てまだ2か月ほどで、会社の経済的ダメージもまださほどではなかったからかもしれませんね。

大企業・高学歴はやはり賃金が高い傾向

この調査では、企業を「大企業」「中企業」「小企業」の3つに分けています。
企業別の賃金は、

男性
大企業:377.1千円
中企業:331.7千円
小企業:302.4千円

女性
大企業:266.4千円
中企業:253.2千円
小企業:232.9千円

となっていて、やっぱりというか、大企業の方が賃金は高くなっていますね。

学歴は、「大学院」「大学」「高専・短大」「専門学校」「高校」の5つに分かれており、学歴別の賃金は

男性
大学院:465.2千円
大学:391.9千円
高専・短大:345.5千円
専門学校:309.3千円
高校:295.0千円

女性
大学院:404.3千円
大学:288.3千円
高専・短大:258.1千円
専門学校:263.4千円
高校:218.0千円

となっています。やはり、大学院や大学を卒業したほうが賃金が高くなっていますね。
女性だけで見ると、高専・短大より専門学校のほうが賃金が高いですね。美容師など手に職を付けられる専門学校に通う女性が多いからでしょうかね?

学歴別の統計で個人的に一番興味深かったのは、大学院の人の賃金のピークが男女とも70歳以上ということでした。
やはり、教授になったりするのはその年齢だから‥ってことですかね?
70歳と言えば、普通は定年退職してのんびりしている年齢ですが、その年齢に賃金のピークが来るのは、老後が安心という面もありますし、その年齢でまだまだ働かなくてはいけないという大変さもあり、いいのか悪いのかわかりませんよね。

宿泊業・飲食サービス業は最下位 コロナで益々のダメージがあるのでは

産業は、「建設業」「製造業」「情報通信業」「運輸業・郵便業」「卸売業・小売業」「金融業・保険業」「学術研究・専門・技術サービス業」「宿泊業・飲食サービス業」「生活関連サービス業・娯楽業」「教育・学習支援業」「医療・福祉」「サービス業(他に分類されないもの)」の12に分かれています。

この中で、賃金が高いのは男性が「金融業・保険業」の479.2千円で、女性が「情報通信業」の315.5千円なのですが、賃金が低いのは男女ともに「宿泊業・飲食サービス業」でした。「宿泊業・飲食サービス業」では、男性が278.2千円、女性が209.6千円で、賃金の高い業種と比べると100千円ほどの差がありました。

「宿泊業・飲食サービス業」は、2回目の緊急事態宣言や、時短要請、会食や歓送迎会の激減などで、給与減があったでしょうから、令和3年の統計結果はもっと低くなるのではと思うと、やるせないですよね。

都道府県別賃金 三重県は一体何位なのか

さて、お待ちかね(?)都道府県別の賃金ですが、まずはトップ5から。

1位:東京都 373.6千円
2位:神奈川県 335.2千円
3位: 大阪府 320.5千円
4位:愛知県 314.1千円
5位:京都府 310.8千円

まぁ物凄く納得の順位ですよね。名だたる大都市がある都府県ですもんね。

そんな中、三重県の順位はというと、なんと

8位!

なんですよ。
申し訳ないけれど、こんな上位に食い込んでるとは思ってもいませんでした(笑)。

賃金はというと、294.4千円となっていました。
トップ5、兵庫県、茨城県に次いでの8位。びっくりです!

三重県民、結構裕福なのね…。

統計の賃金は「平均値」

この統計の「賃金」は、平均値で出されています。
ですので、一人突出した高給取りが居た場合、平均値が跳ね上がるわけです。

なので、三重県民なのに294.4千円も貰ってない・・・なんて悲しむ必要はないですよ。
賃金が増えるに越したことはないですが、赤字を出さずに生活して行けていたら御の字、ということで!

   
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