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2021年のエイプリルフールも終わりましたね
今年も色々な楽しいネタがありました
毎年、4月1日と言えば「エイプリルフール」ですよね。
最近は、個人だけでなく企業も色々と楽しいエイプリルフールネタを提供してくれるようになりました。
ダイハツはモルカーの人気に目を付けた?
自動車会社のダイハツは、『新型軽自動車「ミラ モルモット」を発売!』と発表!
「ミラ モルモット」の名前の通り、見た目も触り心地(?)もモルモットな車。
カラーバリエーションも15色あり、メイクアップリミテットまであるという力の入れよう(笑)。
安全性もばっちりで、はみだし運転をした時などは「キュイキュイ」と警告音を発してくれるのだそう。
これ、本当に発売したらめちゃくちゃ人気が出そうですね。
でも、これを見て最初に思ったのは、3月までテレビ東京系で放送されていた「PUI PUI モルカー」でした(笑)。
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モルカーも、日本のみならず台湾でも大人気だそうですから、「ミラ モルモット」が発売されたら、海外での需要もありそうですね。
どういうことなの?うまい穴を発売?!
そして、日本で一番有名な駄菓子と言ってもいい「うまい棒」は、『長年の研究でうまい棒の穴だけを抽出することに成功』したそうで、うまい棒ならぬ「うまい穴」を発売すると発表しました。
穴って・・・。味はどうするんだろう(笑)。
新しい味とか、商品を巨大化とかではなく、「穴」を発売するという発想がすごいですよね。
めちゃくちゃ怒られたフォルクスワーゲン
エイプリルフールのネタは、どれもが成功するわけではありません。
今年の大失敗ネタと言えば、「フォルクスワーゲンアメリカ法人がボルツワーゲン・オブ・アメリカに改名」というネタでしょう。
何が凄いって、このネタがエイプリルフールではなく、3月30日にプレスリリースで発表した上に、CEOまで真面目なコメントを寄せたのです。
改名は電気自動車の未来を考えてのことという、めちゃくちゃもっともな理由。
モルモットカーのように、あったら可愛いけどね~っていう雰囲気にはならず、実際にガソリン車から電気自動車への移行の流れがある現在では、ジョークだなんて思いもよりませんよね。
この「改名します」エイプリルフールネタは、なんと株価まで動かしてしまい、嘘で株価を動かす「株価操作」に当たるのではないかと大問題に発展している模様です。
今後、どうなっていくんでしょうね?
過去日本人はめちゃくちゃ騙されてきた
やっぱり真面目な日本人?
日本にエイプリルフールが定着したのは、いつ頃からなのか?
私が子供の頃にも、エイプリルフールがありましたが、それはあくまで友達の間で楽しむものでした。
企業がいわゆる「ウソ」を発表してみんなが楽しむ、って感じではなかった気がします。
なので、新聞やニュース、企業の広報が発表することは「本当のこと」と信じる傾向が強かったと思います。
だから、海外がエイプリルフールネタを堂々と新聞やニュースでやるとは思わず、海外のエイプリルフールネタをネタと思わず、日本で真面目にニュースで取り上げたことが多々あったみたいです。
爆撃機がやって来る?!
昭和30年には、ニッポン・タイムズという英字新聞が
ソ連爆撃機羽田空港に着陸!
という記事が、シレっと他の政治記事(これは本当のこと)と共に載せられ、警視庁は本社にまで問い合わせたそうです。
記事をきちんと読むと、そこかしこにエイプリルフールのネタであることがわかることが書かれているのですが、見出しが見出しだけに、驚きの方が先に来てしまったんでしょうね。
ビックベンがデジタル化
昭和55年には、イギリスBBCが海外向けに発表した
イギリス議事堂の時計がデジタルになる
というネタです。
内容は、「ビックベンがデジタル時計になるので、針が不要になるため欲しい人に差し上げます」というもの。
このネタにも、「歴史的に価値のある時計をいじるなんて!」と日本人からは批判が殺到したのだそう。また、「私にください」と電報を打った人もいるそうです。
楽しむ余裕が出てきたのはいい事
昔は情報を知るのが、テレビ・新聞からがほとんどで、テレビ・新聞は嘘を書かないっていう固定観念のようなものが強くあったと思いますが、今ではSNSから色んな情報を受け取れるようになりました。
そのことも、エイプリルフールのネタを日本人が楽しめるようになった一因かなと思っています。
(未だにテレビや新聞ではやってないですもんね。)
悪質なものはもちろんいけませんが、くすっと笑えるエイプリルフールのネタを楽しめるのはいいことですよね。
余談:ソ連のカプセル
私が一番印象に残っている、エイプリルフールのネタは
ソ連のカプセルネタ
なんですけど、周りの人に聞いても誰一人知らないんですよね・・・。
ソ連で、多分宇宙船かなにかから分離されたカプセルが20年ぶりに地中から発見され、掘り出してみたら中で乗組員が生きていました。
ってやつなんですけど。
確か、ソ連の新聞に掲載されて、やっぱりまんまと信じた日本のテレビ局がニュースで取り上げてたんですよ。
で、翌日「なんと!あれはエイプリルフールのネタでした」ってニュースで訂正まで入ったんですよね。
だからか、物凄く覚えているんですけど…。
あまりに誰も知らないと言われると、幻覚だったのか?!と心配になります(笑)。
もし、ご存知の方がいらっしゃったらコメントください(笑)。