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W杯レッドカードのコロンビア選手が心配!エスコバルの悲劇とは?

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ワールドカップ
       

サッカーW杯。スタジアムがほぼ黄色!コロンビアサポーターのすごさ

2018年6月19日に行われたFIFAワールド杯の日本VSコロンビア戦。2-1で日本が大金星を挙げる結果となりました。
しかし、テレビを見ていて思いませんでしたか?スタジアムの観客席がほとんど黄色だったと。
黄色のユニフォームはコロンビアのサポーターです。
試合が行われたサランスクのあるモルドビア共和国のロトワノワ副首相の記者会見によると、日本人サポーター4~5千人に対し、コロンビアのサポーターは3倍以上に当たる1万5千人以上だったそうです。

コロンビアとは?

コロンビアとは、正式にはコロンビア共和国と言い、南アメリカの北西部に位置します。
北はカリブ海、西は太平洋に接しており、コーヒー、薔薇、エメラルドの産地として知られています。
人口はラテンアメリカで、ブラジル、メキシコに次ぐ3位で、約4800万人で、公用語はスペイン語です。
誘拐や殺人などの凶悪犯罪が多く起こる国のイメージがあると思いますが、治安は回復傾向にあり、殺人事件発生率は1990年代10万人あたり77.5人だったものが、2012年には30.8人に、誘拐件数も2002年に2882件だったものが、2010年には282件と減少しています。

サッカーは国民的スポーツ

他のラテンアメリカの国々と同じく、コロンビアでもサッカーはとても盛んです。2018年FIFAランキングでも16位と、日本の61位よりかなり上位です。今回のロシアワールド杯も2大会連続出場で大いに盛り上がっていることは想像に難くありません。
しかも、ワールド杯は4年に1度、この応援の機会を逃してなるものかと、家財や車、そして家まで売り払って応援に来ている人もいるのだとか!
その熱狂は時に悪い方向に向かうこともあり、試合結果によって暴動が起きることもあります。
そんな熱狂的サポーターが起こした事件で有名なのが、アンドレス・エスコバル選手の射殺事件です。

アンドレス・エスコバル選手射殺事件とは?

1994年、アメリカで開催されたワールド杯に、コロンビア代表として出場したエスコバル選手。
その1次ラウンド第二試合の対アメリカ戦で、痛恨のオウンゴールをしてしまい、結果1-2で敗れ、1次ラウンドでの敗退が決定してしまいます。
コロンビア代表チームは、1次ラウンド終了後に解散となったのですが、多くの選手が国民の非難や報復を恐れてアメリカに留まりました。しかし、エスコバル選手は「オウンゴールの説明をする義務がある」と帰国します。
しかし、同年7月2日の深夜に、バーから出てきたところを銃撃され死亡するという悲劇が起こりました。
この悲劇が起こったのが、まだアメリカワールド杯の開催中であることと、犯人が「Gracias por el auto gol(オウンゴールをありがとう)」と言いながら12発の銃弾を発射したとの証言から、熱狂的なサポーターによる報復だと信じられており、今でも「エスコバルの悲劇」として語り継がれています。

今回も、開始早々にレッドカードを出して退場したコロンビア選手がいました。
日本人サポーターからも、相手のコロンビア選手に「国に帰らないほうが良いのでは」などと心配の声が上がっています。

日本が勝ったけど・・・日本人サポーターは大丈夫?

黄色に染まったスタジアムで、日本が大金星を挙げた!嬉しいけれど、日本人サポーターは無事なのか、ちょっと心配になってしまいますよね。
案の定、コロンビアサポーターが日本人サポーターの女性に「Yo soy bien perra」(私はよい売春婦です)といった侮辱的な言葉を言わせたとか、原爆の話を出して煽ったという悪いニュースも聞かれたのですが、現地で観戦していたサポーターや、テレビ中継では日本チームの健闘を讃えてくれたり、祝福の言葉をかけてくれたり、日本人サポーターと一緒に試合後のごみ拾いに参加してくれるなど、コロンビアサポーターの素敵な姿を伝えてくれています。

まだまだ激闘が続くであろうワールド杯。
選手もサポーターもスポーツマンシップに則り、気持ちいい試合を見たいですね。

   
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