交通事故

交通事故のむちうち損傷とは。外傷性頸部症候群について

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むちうちとは
       

交通事故で起こるむちうち損傷とは。外傷性頸部症候群について

そもそも、むちうち損傷ってなに?

1928年アメリカの整形外科医のハロルド・D・クロウが、交通事故による治りにくい頚部の外傷について、「whiplash injury」と呼びました。
【whiplash】とは、プログレッシブ英和中辞典(第4版)によると、 「むち先のしなやかな部分、むちひも」という意味です。
その外傷の起こり方から、この名前がつけられました。
日本語では、これを直訳して『むちうち損傷』と名付けられました。
もっとも、専門用語では、hyperextension-hyperflexion injuryとなっており、日本語だと、過屈曲過伸展損傷となります。

むち打ちはどうやって起こるのか?

人間は直立して、重い頭を細い首で支えていますので、交通事故等で外力が加わると頭が大きく振られます。
これにより、首が急激に伸ばされることにより組織が損傷します。
これが、むち打ちの原因となります。
交通事故に限らず、コンタクトスポーツなどでも同様の外傷が起こることもあります。

交通事故でのむちうち損傷

交通事故の場合において、むち打ちがどう発生するか見ていきます。
むち打ちがよく起こるのが追突事故ですので、追突の場合を例にしてみてみます。
追突された際に、首は後ろに大きく振られ、その後、ちょうど鞭のように前に振り戻されます。
この時に、首が過度に進展した後、過度に屈曲して、損傷がおこり、むち打ちが発生するのです。

衝撃には速度質量などが影響

痛みがなかなかひかない患者様によく『すごくゆっくりだったのに』と言われます。
最近の車は車体が大きくつぶれる事で、衝撃はかなり緩和されるようにはなっています。
しかし、速度は遅くても、車はかなりの重量物ですので、体に伝わる衝撃はかなりのものになります。



ムチウチ症状に影響するのは?

むちうちの症状は、車の大きさ、車重、速度、ブレーキの作動、事故時の人や車の方向、姿勢、事故を予知できたか(踏ん張れたか)、ヘッドレストの有無、事故時の移動距離、シートベルト着用の有無、体格、体重、年齢、性別など、同じような事故でも状況で千差万別になります。
また、最近の車には、アクティブヘッドレストが装備されていることが多く、事故から首を守るようになっていますので、この機能の有無も重要です。

むちうちには、どんな種類があるの?外傷性頸部症候群とは?

筋肉、椎間関節の捻挫、すなわち頚椎捻挫タイプが一番多くなります。
これが、全体の80%となります。
頸部交感神経症候群(Barre-Lieu typeバレー・ルー(バレリュー)症候群)
神経根タイプ
脊髄タイプ
上記が組み合わさったものなどに分類されます。
まとめて、外傷性頸部症候群と言われています。

初期の注意は事故後1週間は無理をしないことが大切です。

むちうちの症状は、受傷直後にはなく、数日後から、時には1週間くらい経ってから症状が出てくる場合があります。
ですので、症状が無くても1週間は安静にしてください。
初期の安静や治療が予後に大きく影響します。
頚椎カラーは大げさだと嫌がられる方もいらっしゃいますが、スカーフを巻くなど工夫して使っていただくことをお勧めしています。

松阪市では、松阪こた堂にむちうちをご相談ください

交通事故にあってから、むちうちの症状は時間が経ってからでることがあります。
それから病院に行っても、因果関係の証明が難しくなり、診断書が発行できないことがあります。
症状がなくても、できる限り早く、整形外科を受診しておくことをおすすめします。
また、むち打ち症状は、松阪市では、松阪こた堂にもご相談ください。

   
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