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アメリカが日本の小包を受け入れてくれない
日本からアメリカに小包が送れない
以前、こちらの記事でもちらりと書きましたが
未だに、アメリカが日本からの小包を受け入れてくれません。
アメリカが受け入れている郵便物
日本の郵便局から送る物すべてが受け入れられていないかというと、そうではなく、
- はがき・手紙(書状)
- グリーティングカード
- 印刷物
- 小型包装物(書留ではないもの)
だと、航空便でも船便でもOKです。( 郵便局HP国際郵便物の差出可否早見表(2021年1月13日現在) ・ 米国等宛て国際郵便物の引受可否、にて確認)
が。
小包郵便物は、船便のみ、しかも追跡番号は付きません。
EMSに至っては、受け入れ完全拒否(?)です。
郵便の種類の説明
以上、つらつらと書きましたが、郵便の種類の違いってなに?って思いますよね。
なので、簡単に説明してみますね。
小型包装物
重さ2キロまで送ることが出来ます。他の郵送方法と比べて料金も安いです。
荷物の大きさは、
- 箱状の物の場合:最大 長さ+幅+厚さ=90cm (長さは60cmが上限)
- 筒状の物の場合:最大 長さ+直径の2倍=104cm (長さは90cmが上限)
となっています。
ちなみに荷物の最小限度は、長さ14.8cm×幅10.5cmです。
書留・受取通知も付けることができます。(別途料金がかかります。)
書留にしなかった場合は、追跡はできません。
航空便・SAL便・船便を選ぶことが出来ます。
小包郵便物
こちらが、いわゆる一般的な小包ですね。
重さ30キロまで送ることが出来ます。(国によって重さの上限が変わってきます。が、アメリカは30キロまでOKです。)
追跡ができます。
保険も付けることが出来ます。(別途料金がかかります。)
荷物の大きさは
- A:長さ+(高さ+幅)×2=3メートル以内 (長さは1.5mが上限)
- B:長さ+(高さ+幅)×2=2メートル以内 (長さは1.05mが上限)
となっています。
国によって、A、Bどちらが適用されるかは変わってきます。
ちなみに、アメリカはBです。
EMS
EMSとは、国際スピード郵便のことで、海外に何かを送る際の手段としては最速のサービスです。
送れる重さは、小包郵便物と同じ30キロまでです。(こちらも国によって重さの上限が変わってきます。アメリカは30キロまでOKです。)
もちろん、追跡もできますし、保険も最大200万円まで付けることができます。(2万円以上の保険を付ける場合には別途料金が必要です。)
荷物の大きさは
長さ+胴回り(高さ+幅)=3メートル以内 (長さは1.5mが上限)
が基本ですが、こちらも国によって色々基準があります。
ちなみに、アメリカは
長さ+胴回り=2.75m以内
と、少し小さめになっています。
友人からのリクエストが届いた!
こんな状況なのですが、switchを送ってくれた友人から日本製品を買ってほしいというリクエストが届きました。
switchのお礼も兼ねて快諾したのですが・・・・問題はどうやってアメリカに送るか?ということでした。
郵便局から船便で送るという手もありますが、追跡番号が無い上に届くまでの時間がどれくらいかかるか不明という状況はちょっと・・・。
無事に届く保証が全くありませんからね。
郵便局ではなく、DHLを使おうかとも考えたのですが、そもそもDHLの支店などが周囲に全くないので、こちらも無理。
送ることはできなさそうだけれど、とりあえずリクエストされた品だけを買っておくか・・・とネットでその品を購入することにしました。
救世主となったAmazon
Amazonで購入しようとしたら
Amazonで、リクエストされた品を購入しようと手続きを進めていると、ふと目に留まったものが、”新しい住所を追加する”のところにあった
国/地域
の文字でした。
ん?国が選択できるのか!?
これは試してみる価値はあると、そっと「国/地域」をクリックしました。
すると、しっかりアメリカがリストの中にあるじゃないですか。
国/地域でアメリカを選択し、後は送り先の住所を入力するだけで大丈夫な感じでした。
アメリカの住所でも、配送不可とは出ませんでした。
こ、これはいけるかも!!!
ちなみに、Amazonのホーム画面の左上にある「お届け先を選択」をクリックし、「日本国外への配送」をクリックし、リストから送りたい国を選ぶこともできるようです。
Amazon海外配送の料金
今回は、私が利用したアメリカへの配送料金ですが、
配送1件毎 1,200円 商品1点毎 650円/㎏
でした。
友人からのリクエストの品は、重さが70gほどで、大きさも長さ17cm×幅11cm×厚さ1cmと、それほど大きくないものでした。
EMSと比較して、アマゾンの海外配送料金が物凄く高ければ、EMSが復活するまで家で保管しておこうと思ったのですが、EMSの料金を調べたところ
2,000円 (EMS、重さ70gで調べた場合。)
とのこと。
Amazonの海外配送料金と大差がないことがわかりました。
これはAmazonの海外配送を使わない手はありません!
と、言うことで、初Amazon海外配送です。
配送料・手数料は、1,976円でした。
・・・1,976円??
どういう計算でこうなったのか??
(1,200円+消費税10%)+650円=1,970円
が一番近い金額だったのですが・・・6円はどういうこと?!?!
ま、まぁ、そこらへんは目を瞑るとしますか(笑)。
配送中の追跡
商品購入から、商品が相手先に到着するまで、こちらが追跡しなくても自動的にメールが送られてきました。
こちらのメール、友人の名前宛で書かれているのですが、なぜか私のところに送られてきました(笑)。
ですので、友人にメールを転送して、きちんと発送中であることを確認してもらいました。
アメリカ国内では、DLHが配達してくれるようですね。
配達日当日も、メールがちゃんと送られてきましたよ。
これらのメールがきちんと送られてきたので、「配達どうなってるんだろう」という不安はありませんでしたね。
注文から配達終了までにかかった日数
さて、実際配達終了までにかかった日数ですが
6日
でした。はやっ!
EMSと比べると遅いですが(EMSで見積もったお届け日数は2日だった)、6日で届けば全く問題なしですね。
Amazonの海外配送、これからも使えそうだなと思いましたよ。
送る物に応じて、EMSなど郵便サービスと比較しながらお得な方を使っていこうと思いました。
Amazonで確認を!
今回は、商品が海外配送対象の物であったのでアメリカに送ることが出来ましたが、もちろんAmazonで取り扱っているすべての商品が海外配送対象という訳ではありません。
また、海外配送の対象外の国や地域もあります。
そして、海外配送対象の商品に、輸入税や関税がかかってくる場合もあります。
Amazonで海外配送をしてみようという際には、きちんとAmazonでこれらのことを確認してから利用してくださいね。