毎夏酷暑の日本 エアコンは必需品
今年の夏もやっぱり猛暑
言いたくないですが、暑い・・・・。
もうこの言葉しか口から出ないんじゃないか?と言う暑さですよね。
屋外はおろか、室内でも熱中症の危険性があるため、「クーラーをつけて涼しく過ごす」のは常識となりつつあります。
外出が減っている今エアコンは一日中フル稼働
それに、新型コロナウィルスが収束していないこの夏は、外出を控えようという人も多いでしょうから、いつもの夏より家に居る時間が長くなり、それに伴ってエアコンの稼働時間も長くなっているのではないでしょうか。
夜でさえ、25度を超える熱帯夜ばかりなので、消すわけにもいきません。
電気代が怖いですが、熱中症になって入院となった場合の医療費を考えると、そちらの方が絶対高くなるので、そこは必要経費と捉えましょう。
酷暑がピークのお盆 突然エアコンから水が!
いつものようにリビングのエアコンをONすると・・・
酷暑がピークのお盆中。朝起きて、いつものようにリビングのエアコンを入れました。
数時間は何事もなかったのですが、急に「ぼたぼたっ ぱたぱたっ」と何かが落ちる音が聞こえてきました。
何だろうと音がした方を見てみると
エアコンの送風口から水滴が噴出してるではないですか!!
なになになに?!?!?えええええ!!!
とりあえず、スイッチを即切りました。
原因は何だろう?
エアコンからの水滴で濡れた床などを拭いた後、原因究明のためパソコンに向かいました。
「エアコンから水」と入れて検索を掛けると、すぐにいろいろな情報が手に入りました。
とりあえず、原因と考えられる事は3パターンあるようです。
- ドレンホースなど、排水部分が詰まっている
- フィルターや熱交換器が汚れて詰まっている
- エアコン内に結露が発生している
なるほど。
この原因に当てはまるかどうか、調べてみることにしました。
まずは、ドレンホースをチェックしに外へ。
ドレンホースからは水が出てるのを確認しました。ってことは、排水部分が詰まってるわけではなさそう?
次に、エアコンを開けて、フィルターをチェック。
エアコンを使い始める前に、フィルターを掃除したので、埃で詰まっているということはなし。でも、一応軽く掃除をしました。
熱交換器が汚れている場合は、素人が手を出せるものではないらしく、この場合はプロのエアコン清掃の人に頼むしかないそうです。
そして、最後に結露ができているかどうかですが、見たところできていなさそうでした。
再びエアコンスイッチON
とりあえず、再びエアコンのスイッチを入れてみました。
エアコンは、普通に動き出し、冷風もきちんと出てきました。
ほっ、そのまま動かないってことはなさそう。
が。
少し経つと、また「ぼたたたたたっ」とすごい音が!
はい、もちろん水滴が噴出してました・・・。
ドレンホースも、フィルターも問題ないとすると、熱交換器がダメってことなのかも・・。プロのエアコン清掃を頼むしかないのかな・・。
エアコン清掃は予約でいっぱい
エアコンメーカーがやっているエアコン清掃を調べてみると、予約で一杯。一番早くても9月になるということが判明しました。
水が噴き出すエアコンを、9月まで使い続けるのは、ダメだろうな。
と言うことは、9月までリビングのエアコンが使えない???
それは、かなり厳しい・・・。
エアコンを購入した家電量販店でも、エアコン清掃を依頼できるかもと思い、調べてみたものの、やはり昨日の今日でしてもらえるわけではなさそうで。
こうなったら、新しいエアコンに買い替えるか?とも思ったのですが、エアコン設置もそんなすぐにしてもらえそうにもなく。
詰んだ・・・(涙)。
ダメ元で試した方法がドンピシャでエアコン復活!
エアコン清掃をたのむ前に・・チャレンジしてみよう
エアコン清掃を頼む前に、もう一度色々試してみよう!
と、言うことで、まだ試していなかった「ドレンホースの掃除」をすることにしてみました。
ドレンホースから水は出ていたのですが、もしかしたら何かが詰まっていて出が悪くなっていて、排水しきれない水がエアコンから出てきているのかもしれない。
詰まりがあるなら、それを取り除きたい。
それをするには、空気圧で押し出すか、吸い出すかしかない・・・。
その為の、ドレンホース用の道具も販売されています。
SANEI ドレンホースクリーナー エアコンホース用 ホース径14・16mm兼用 PR871 新品価格 |
でも、そんな特殊工具は持っていません。ネット通販だと、早くても明日以降になるし、ホームセンターまで出かけるのも暑いし、面倒だし…
なにか代わりに使えるものはないかな?と考えていた時、ふと目に留まったのが、
この空になった漂白剤のボトルです。
これは使えるかも!ということで、早速ボトルを持ってドレンホースに向かいました。
漂白剤の空ボトルでドレンホースの詰まりが解決
まず、虫の侵入を防ぐために付けていた、水切りネットを外し、ボトルをへこませドレンホースの先にセットします。
そして、勢いよくボトルを膨らませると・・・・
ゴポォッ!と言う音と共に、大量の水と、詰まっていたであろうゴミ?ホコリ?が出てきました。
ちょっと汚い写真ですみません。でも
エアコンからの水噴出の原因はこれだっっ!!!
と確信しました。
実際、この作業を行ってからは、全くエアコンから水が出てくることがありません。
エアコンの買い替えや、プロのエアコン清掃を頼めば、諭吉さんが余裕で飛びますが、今回はゴミになる前のボトルを使ったので、0円で問題解決。素晴らしい~(自画自賛&業者さん御免なさい)。
この漂白剤ボトルを選んだ理由
水などが入っている、いわゆるペットボトルを使うことも考えたのですが、素材の性質で「へこませる→膨らませる」がスムーズにできなかったので、却下しました。
でも、この漂白剤のボトルは、 「へこませる→膨らませる」 が簡単にできて、今回の作業にちょうど良かった、と言うわけです。
それに、ドレインホースの穴にも、まずまず密着できました。
「へこませる→膨らませる」にこだわった理由
「元の状態→ へこませる」つまり、ボトルをつぶす方が楽なのにと思われたかもしれません。圧もかかりやすいし、ペットボトルでもできそうですよね。でも、この方法だと、水や詰まっていたものが、逆流してエアコンから噴出する可能性があるかもと思ったからです。
詰まっているものをドレインホースの出口の方に吸い出したかったのです。
そのため、まずボトルをへこませ、ドレンホースの排水口にくっつけた後、ボトルを膨らませたのです。
プロのエアコン清掃を依頼しなければいけない場合もあり
我が家のエアコンは、運よくこの方法で問題が解決しましたが、もちろんプロのエアコン清掃を頼まなければ直らないこともあります。
なので、我が家の方法で「エアコンからの水漏れ」が絶対解決するわけではありません。
が。
試してみる価値はあるかも・・・。
この方法で直ればラッキーだし、直らなければプロにお任せしてくださいね。