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日本発祥ホワイトデーがもうすぐです
3月14日はホワイトデーです
2月14日のバレンタインデーが終わり、今月3月14日はホワイトデーです。
私が物心ついたときから、3月14日は「ホワイトデー」と認識していたのですが、アメリカの友人などは「は?ホワイトデー?なにそれ?」と言われます。
アメリカやヨーロッパでは、バレンタインデーは「お互いにプレゼントを贈りあう日」なので、2月にチョコレートを貰ったので3月にお返しをするといったことをする必要がないのですよね。
日本でチョコレートを贈るバレンタインデーが広まったのが、1970年代。そして、日本人的感覚「貰いっぱなしは申し訳ない、お返しをしなければ…」をうまく取り入れ、全国飴菓子工業協同組合が1980年3月14日を「ホワイトデー」と命名した、というのが由来なんだそうです。
確かに、昔はホワイトデーの贈り物の定番と言えば「キャンディー」「マシュマロ」「クッキー」でしたよね。
ちなみに、この「ホワイトデー」の習慣は、その後中国や韓国などの一部のアジア圏では取り入れられているようですよ。
3月14日 ホワイトデーの他に
ちなみに、3月14日はホワイトデーの他に、「πデー(パイデー)」でもあるんですよ。
314という数字の並びを見て、何か思い出しませんか?
そう、3.14、円周率=πで、パイデーなんです!
2002年に、日本パイ協会が制定した記念日なんです。
このπデーは、日本だけでなく、世界中でも認識されているらしく、3月14日には大学の数学科や、数学関係の団体などでお祝いされるんだそうです。
お祝いの品はチョコレートではなく、πの模様や、円周率の数字が書かれたパイなんだそうです。面白いですね。
ホワイトデーの1か月後は?
4月14日は「ブラックデー」
では、ホワイトデーの次は?と聞かれたら
「ブラックデー」
と、答える方もいると思います。
この「ブラックデー」、こちらは韓国が発祥で、4月14日に『バレンタインデーもホワイトデーも関係なかった若者』が、『黒い服を着てチャンジョンミョン』を食べる日なのだそう。
ちなみに、チャンジョンミョンという食べ物は、黒みそベースの黒いあんかけが乗った麺で、見た目も『黒い』のだそう。
この、ブラックデーは1990年代に自然発生(?)したようで、どこかの誰かが広めよう!としたわけではないんだそうです。
それが、すっかり定着したのだそう。
最初は、ちょっと悲しい記念日な雰囲気だったブラックデーなんですが、「4月14日に黒い服を着て麺を食べている」=「恋人募集中」なのが一目でわかるため、最近は恋人探しの日の雰囲気になっているそうです。
30年も経つと記念日の内容も変わってくるものなんですね~。
まぁ、日本のバレンタインデーも最近では「チョコ好きな人が自分のために美味しいチョコレートを買う日」だったり、女性から男性にだけチョコを贈るのではなく、「友チョコ」を性別関係なく友達に配るといった日になってたりしますもんね。
4月14日は「オレンジデー」
さて、ここ日本では4月14日は違う色の名前がついた記念日となっています。
それは「オレンジデー」。
日本でオレンジ、柑橘類と言えば、そう愛媛県。
このオレンジデーは、1994年に愛媛県の柑橘生産農家の方が発案し、その後JA愛媛が2009年に制定した記念日なんです。
オレンジデーは何の日?
では、オレンジデーはどんな記念日なのでしょうか?
オレンジデーは、「愛を深める日」なんだそうですよ。
2月14日のバレンタインデーに愛の告白を受け、3月14日にその愛に答え、無事に恋人同士になった2人が、4月14日に愛を深めるという流れなんだそう。
もちろん、夫婦でもOKですよ。
バレンタインデー、ホワイトデーとは違い、オレンジデーではお互いに贈り物をしあうのだそう。
もちろん、贈るものは「オレンジ」か、「オレンジ色のもの」となっています。
オレンジなのには意味がある
柑橘生産農家の方が発案したから「オレンジ」、だけでなく、オレンジ自体にも意味があるんですよ。
オレンジの花言葉は、「花嫁の喜び」。ヨーロッパでは花嫁が持つものとして、ブーケやコサージュに使われています。
そして、オレンジの木を見てわかるように、1本の木にたくさんの実をつけることから、「愛」と「豊穣」のシンボルでもあるのです。
なので、恋人同士や夫婦の愛を深めるのにはもってこいなんですよ。
どちらを楽しみますか?
約1か月後の4月14日、「ブラック」「オレンジ」どちらを祝って楽しみますか?