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詐欺メールを見るのが面白くなってきた今日この頃
懲りもせず続々送られてきている詐欺メール
えきnet、au Pay、Amazonと色々な有名企業を騙る詐欺メールが送られてきましたが、今回は楽天を騙る詐欺メールがやってきました。
最近、今回はどんなことが書いてあるのだろうと、詐欺メールを読むのが面白くなってきました。
面白い上に、こうやって記事にもできますしね。
さて、今回も詐欺メールを晒していきますよ。
R a k u t e n Urgent から届いた詐欺メール
送信元の無駄なスペース すでに怪しさ満載
詐欺メールはこのようにして届きました。
楽天をローマ字表記してありますが、まず、何故Rakutenのすべてのアルファベットの前にスペースが入れられているのか?怪しいですねぇ。
ちなみに、本物の楽天から来るメールには、楽天マークがついていますし、楽天がアルファベット表記されている場合でも、スペースは一切入っていません。
そして、送信元のメールアドレスですが、R a k u e n Urgentからのものは
support-ghgz708205@mc.pikara.ne.jp
でした。
本物の楽天からのメールは、@以下に必ずrakuten.co.jpが入っています。
タイトルの「リンゴID」とは?
今回の詐欺メールで不思議ったのが、タイトルです。
今までの詐欺メールは、こちらの不安を煽るタイトルでしたが、今回のメールタイトルは
「【緊急】あなたのリンゴIDはロックされています ID: RF1524645 」
というものでした。
IDがロックされている、ではなく、リンゴIDがロックされている…リンゴ必要かな?ミスしてリンゴって入れてしまったのかな?はて?
ここで、気づいたのです。
リンゴID = Apple ID
なのでは?と。
日本語翻訳で、Apple IDがリンゴIDになったんでしょうね(笑)。
iPhoneやiPad、Macユーザーであれば、Apple IDがロックされていたら確かに大変だし、緊急事態です、が、
我が家にApple製品は一切ない
んですよね。
あ、もしかしたら、楽天モバイルのiPhoneを使っている場合を想定したのでしょうかね?
送信ドメイン認証
送信ドメイン認証を使用と思ったのですが、なんと
認証ドメインはありません
と書かれていました…。
本物の楽天からのメールは、このように
「このメールは楽天グループ(外部サイト)より送信されていることが保証されています」
と書かれています。
詐欺メール本文
詐欺メール本文はこちらです。
さんざん、タイトルにリンゴIDとか書いておきながら、詐欺メール本文の1行目が
[Rakuten]アカウントの無効化について
ちょっと~、リンゴIDの件はどうしたの???
最初からいろんなことが破綻しすぎでは??
それに、ところどころ変なところにスペースははいっているは、ところどころ日本語がおかしいは、このメールで騙される人って本当にいるのか疑わしいくらいです。
リンク先検証
メール本文内に、リンクが貼ってあったので、そのリンク先アドレスを見てみました。
① https://cutt.ly/nSs8439?SSL=nx2xhk
② https://cutt.ly/FSs8805?SSL=vgotabr8
③ https://cutt.ly/nSn8439?SSL=r4qmx2w
④ https://cutt.ly/pSs4yjO?SSL=lxlb
⑤ https://cutt.ly/pSs4yjO?SSL=nerw2pd
となっていました。
確実に楽天のリンクではありませんね。
注意喚起になれば幸い
今回の詐欺メールは、すごく雑なものだったので、騙される方はいらっしゃらないとおもいますが、注意喚起になればいいなと思い記事にしました。
あの手この手で送られてくる詐欺メール、引っかからないようにしっかり注意しなくてはいけませんね。