医療&施術

突き指をそのまま放置しておくと・・どうなると思いますか?

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マレットフィンガー
       

皆さんは、突き指を経験したことがありますか?
運動はあまりしないという方でも、小学校や中学校の体育の時間、バレーボールやバスケットボールなどの球技をしている際に突き指してしまった、という経験はあるのではないでしょうか?
その時、どのように治療したか覚えていますか?
「ちょっとした突き指だから」と、湿布を貼っておしまい、なんて適当な(失礼)自己判断で済ませたという方も多いのでは?

今回は、指先にある第一関節(DIP関節)の突き指について、実体験を交えて書こうと思います。

突き指は放置しておけば自然に治る?

第一関節の突き指は、球技をしていてボールが指先に当たったとか、指をどこかに引っ掛けてしまったとか、とっても簡単な原因で起こります。
そして、簡単な原因で良く起こるケガなので、「まぁ、そのうち治るだろう」と放置されることが多いケガでもあります。

でも、放置した結果どうなるか知っていますか?

こうなります。

マレットフィンガー

わかりますか?指の第一関節が曲がったままなのです。これでも、精いっぱい指を伸ばしているんです!でも、第一関節はこのような状態のままなのです。

放置した第一関節の突き指が、すべてこうなるわけではないのですが、こうなった理由は第一関節の突き指を放置したからです。

よくある指先の損傷「マレットフィンガー」について

この写真のような指を、マレットフィンガーといいます。

マレットとは、槌(つち)のことです。マレットフィンガーは日本語では『槌指(つちゆび)』と表されます。指先の第一関節が曲がったままでハンマーのような形になってしまった状態のことを指します。

マレットフィンガーはその損傷の状態によって3種類に分類されています。
Ⅰ型:指の先端にある骨についている、指を伸ばす為の腱が切れた状態
Ⅱ型:指の先端にある骨の、指を伸ばす腱の付着部の骨が腱ごと引きはがされた状態
Ⅲ型:指の先端にあるが関節面を含めて骨折した状態

Ⅰ型とⅡ型と呼ばれる損傷では、固定することで十分治療が可能です。

Ⅲ型では、骨折部分の大きさによっては、骨折した部分を固定する手術が必要となる場合もあります。

肝心なのは固定を継続できるか否か

しかし、仕事でパソコンを使う業務についている患者様は、固定する指によってはキーボード操作はもちろんのこと、マウスの操作も不自由になってしまいます。仕事以外でも、指先を固定した状態では、料理や入浴などの日常生活でも不自由を感じることが多々あります。
ケガが小さいことからも、どうしても患者様側は不自由な生活を受け入れることが難しく、自分で勝手に治療を中止してしまう事も有るため、治療院側では極力生活に支障のでない小さな固定をできるかどうかが大切になってきます。

松阪こた堂接骨院では、添え木を使ったり、隣接する指と一緒に紙テープで固定する方法などで、なるべく小さな固定になるように心がけています。

放置したり治療の途中で中止するとどうなる?

上の写真でもわかる通り、第一関節の突き指(マレットフィンガー)を放置したり、治療を途中で中止してしまうと、指先が元通り動かなくなることがあります。

指の第一関節を伸ばすための部位が壊れた状態のままになってしまうので、指先を自分の意思で伸ばすことができなくなります。痛いとか、しびれるなどの症状が残るわけではありませんし、曲げることはできるので、何か物をつかんだりするような時に不自由は感じません。

不自由は感じないけれども、やっぱり見た目的には少し不格好になってしまいますし、常に第一関節が曲がった状態なので、球技などでまた突き指をしてしまうリスクが増えてしまいます。

軽視せずに治療を受けましょう

第一関節の突き指はその部位の小ささから、軽視されやすいケガです。
しかし、正しく治療を行わなければ、その後、機能障害と長く付き合わなければならなくなってしまいます。
突き指くらいと軽視することなく、正しい治療を受けるようにしてくださいね。

 

 

 

   
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