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サンリオの新しいキャラ アグレッシブ烈子が海外でも大人気!
サンリオのキャラクター
みなさん、「サンリオ」と言えば何を思い浮かべますか?
「キティちゃん」「キキララ」「マイメロディ」に「シナモロール」などのいわゆる”かわいいキャラクター”でしょうか?それとも、「きりみちゃん」や「ぐでたま」などのシュールなゆるキャラでしょうか?もしかしたら、2015年に仲間入りしたサンリオ男子なるイケメンキャラかもしれませんね?
1970年代から今でも、サンリオは続々と新しいキャラクターを生み出しています。
その中で海外でも人気のあるキャラクターは誰かわかりますか?
海外で大人気のキャラクター
キティちゃん!そう、キティちゃんはすでに世界中で大人気で海外旅行に行くと「え?この国にもあるの?」と驚くぐらいどの国にもグッズがあります。
でも、キティちゃんとは、ちょっと方向性が違うキャラクターも大人気なんですよ。
それは、2015年に登場した「アグレッシブ烈子」というキャラクターです。
アグレッシブ烈子とは?
烈子は『キャラリーマン商事経理部に勤めている25歳のレッサーパンダのOLさん』です。レッサーパンダなだけあってとってもかわいい、いわゆる「サンリオキャラっぽい」見た目です。
しかし、『毎日仕事で無茶ぶりしてくる上司や、わがままな同僚に振り回される一方、丸の内で憧れの会社で華々しいOL生活を送りたいと思って』おり、同じ会社に勤める美人社長秘書の鷲美や、マーケティング部門のゴリ部長とガールズトークを繰り広げたり、ヨガに通ったりという、実に身近に居そうな人っぽい設定なのです。今までの「キャラの身長はリンゴ5個分(キティちゃん)」とか、「空から落ちてきた仔犬(シナモンロール)」なんて設定とは大違いですよね。
その上、日々の生活のストレスや怒りがピークに達した時には『コープス・ペイント風の顔になりデスメタルを熱唱する』のです。
その生活が、働く女性の共感を呼び海外でも「Aggretsuko」として人気を博しているのです。
日本ではTBSで2016年4月2日から2018年3月31日までショートアニメとして放映されていました。現在はNetfilxでオリジナルアニメとして全世界に配信されています。
BBCニュースの記事としても紹介
2017年2月13日にBBCNews Asiaで
“The angry red panda that is Japan’s new working woman” (日本の新しい働く女性、怒れるレッサーパンダ)
として紹介もされています。
記事の中で
“Being kawaii or cute is a huge part of being a good Japanese girl, but what happens when you finally grow up? For decades Hello Kitty was Japan’s ambassador of cute, but now an angry red panda is channeling the frustrations of ordinary working woman”
(可愛くキュートでいることはいい日本の少女となることの大部分です、しかし大人になった時何が起こりますか?数十年の間、ハローキティはかわいい日本大使でしたが、今怒れるレッサーパンダが普通の働く女性を導いています)
“But many of us have two sides. They might look cute on the outside but can be aggressive inside. Sanrio shows this kind of girls quite well with Aggretsuko”
(私たちの多くは二面性を持っています。外見はかわいく見えるかもしれませんが、内面は攻撃的。サンリオはアグレッシブ烈子でそんな女の子たちをとっても良く表現しています。) ※参照 BBC News Asia
など、日本における女性像の変化をアグレッシブ烈子が代弁していると書いてあります。
しかし、女性像にとらわれるストレスや、働く女性のストレスは世界共通だったようで、日本のみならず広く欧米でも共感を呼び人気になったのでしょう。
仕事でストレスを抱えている方は、アグレッシブ烈子を見てストレス解消してみてはいかがでしょう。