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白いイチゴの品種や値段は?なぜ白いのか?味や香りの口コミ

白いイチゴ

白いイチゴ

白いイチゴとは?

贈答品や百貨店で、白いイチゴを見ることが増えたような気がしませんか?
すっごく値段が高いんですが、美味しいのでしょうか?どうして白いんでしょうか?

なぜ白いイチゴになるのか?

ホワイトアスパラやもやしは、暗いところで育てると白くしているようです。実は、イチゴも暗いところで育てると、あまり赤くなりません。
しかし、白いイチゴは、暗室でつくっているわけでありません。

なぜ、普通のイチゴが赤いかというと、アントシアニンという色素が含まれているからです。
このアントシアニンの量は、品種によって異なり、とっても赤いイチゴもあれば、ややオレンジのような色合いのイチゴもあります。また、果肉の部分が、かなり赤いイチゴもありますが、白いイチゴもあります。
このように、もともと、イチゴの品種によって、アントシアニンの量が違っていました。

そして、品種改良中の突然変異で、アントシアニンが発現しない白イチゴが生まれたのです。
日本で最初に誕生した白いイチゴは、山梨県の種苗会社ミヨシアグリテックの「初恋の香り」と言われています。
最近では、品種改良も進み、白いイチゴの品種がいくつか誕生しています。

この初恋の香りは、20年近くかけて、品種固定といって、品質を安定させて世の中に出たそうです。
一つの品種ができるのには、ものすごい時間と努力が必要なのですね。

ちょっと話がそれますが、ある日本のイチゴ品種を韓国が盗み、現在、日本のイチゴ輸出の妨害になっているという話があります。何十年もかけて品種改良した育種家や会社の努力の結晶を盗んでしまうなんて、腹立たしいですね。

白いイチゴの品種

初恋の香りをはじめ、桃薫(とうくん)、雪うさぎ、天使の実、あその小雪、淡雪いちごなど、各地で白いイチゴが誕生しています。

「雪うさぎ」は、平均35gで、天使の実、は収穫時期は遅いものの、平均60gもあるそうで、イチゴとしては、かなり大きいです。

海外の白いイチゴ

パインベリーが有名で、2010年に欧州で売られ始めています。アメリカでは、2012年から売られています。
普通のイチゴより小さく、パイナップルのような味がするそうです。

白いイチゴの値段と味

白いイチゴの値段は高いです。

白いちご 淡雪 熊本県産 あわゆき 冷凍 高級フルーツ 白いイチゴ 冷凍フルーツ 果物 森川苺農園 森川苺農園 熊本県

価格:3,240円
(2018/5/24 12:06時点)

種類や売っているところによりますが、現在は倍以上と思って良いです。
それだけ高いと、倍以上に美味しいのではと思ってしまいますよね。

でも、私が、実際に食べてみた感想は、「普通」でした。
むしろ、普通のイチゴの方が美味しいような気もしました。それは、味に特化して改良を重ねてきたイチゴと白さを目指して品種改良してきたイチゴでは、味の改良を重ねた品種の方が美味しいのは当然かもしれません。

私が出した結論は、白いイチゴは、味が良いから高いのではなく、白いという珍しさの為に値段が高いのだということです。
味は、ごく普通だと思って良いと思います。

ちなみに、白いイチゴは、香りが特徴的で、桃とかパイナップルに近いといわれていますので、白いイチゴを手に入れた時は、是非クンクンしてみてください。私は、正直、あまりわかりませんでした。

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