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知っているようで知らない米朝会談の舞台のシンガポールってどんな国?

シンガポール

シンガポール

史上初の米朝会談の舞台となった国、シンガポール。
経済発展と遂げた東南アジアの国、モダンな観光スポットがある国、そんなイメージが強いと思います。
実際、シンガポールはどんな国なのでしょうか?

シンガポールとは?

正式名称はシンガポール共和国。シンガポール島を含む63の小さな島々によって構成されている国です。
北はジョホール海峡によりマレーシアと、南はシンガポール海峡によりインドネシアと切り離されており、領土の拡大は埋め立てで行われてきました。
1826年にはイギリスの植民地となり、第二次世界大戦中は日本に占領され、1963年にイギリスから独立し、マレーシアの一部となったのですが、1965年にマレーシアから追放され、現在のシンガポール共和国となりました。
赤道直下にあるため、気候は年中高温多湿です。

市町村が存在しないシンガポール

国土の総面積が719.2k㎡(東京23区より少し大きいくらい)のシンガポールは、なんと地方自治体が存在しません。建前上、シンガポール市が首都となってはいますが、実際には首都は存在しません。

公用語は4言語

華人、マレー系、インド系の人々が住むシンガポールは、国語はマレー語ですが、公用語は、英語・マレーシア語・中国語・タミル語の4言語です。シンガポール人のほとんどはバイリンガルで、共通語、及び第二母語として英語を使用しています。
公共交通機関などには4言語で駅名などが表示されています。

観光都市シンガポール

シンガポールの魅力と言えば、観光です。
マーライオン、ユニバーサルスタジオ、ナイトサファリ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、シンガポールフライヤー、チャイナタウン、リトルインディアなどなど、モダンな観光地から、民族色の濃い観光地まで見所満載です。
MRT(地下鉄)やバスが整備されているので、どの観光地に向かうにも困りません。
治安も良いので安心です。

観光客だからって許されない 厳しい法律

気を付けなければいけないのは、シンガポールの厳しい法律です。
観光客だからといって許されることはありません!
観光客が気を付けなければいけない法律を少し紹介します。(すべてシンガポールドルです)
・チューインガムの持ち込み 1万ドルの罰金が科せられます。
・MRT(地下鉄)内での飲食など 最高1000ドルの罰金が科せられます。
・ごみのポイ捨て 初犯は最高1000ドル、再犯は最高2000ドル(+清掃作業)の罰金が科せられます。
・未申告でのたばこの持ち込み 最高5000ドルの罰金が科せられます。
・喫煙所以外での喫煙 最高1000ドルの罰金が科せられます。
・鳥へのエサやり 最高1000ドルの罰金が科せられます。
・唾やタンを吐く 最高1000ドルの罰金が科せられます。
・公衆トイレで使用後水を流さない 最高1000ドルの罰金が科せられます。
・夜10時半から朝7時までの間に公共の場所で飲酒 1000ドルの罰金が科せられます。
・公共物などへの落書き 罰金、禁固、または鞭打ちの刑が科せられます。
・ドラッグの持ち込み 絞首刑が科せられます。
比較的マナーのいい日本人ですので、普段と同じようにしていれば法律に触れることはありませんが、特にうっかりやってしまいそうなのが、MRT内での飲食です。
日本では、のどが渇いたとか、子供がぐずったなどの理由で、電車内で飲食してしまいがちですが、シンガポールでは禁止ですので気を付けましょう!
シンガポールでは16歳以上は成人とみなされ、刑罰も成人と同じものが科せられます。また、小さな事件でも、新聞で顔写真付き実名報道されるということもざらです。
せっかくの楽しい旅行が、台無しにならないためにも、ルールを守りましょう。

清潔で美しく、治安のいい国は、厳しい法律によって維持されている部分もあるようです。
シンガポールのことすごいと思いましたか?それともちょっと怖いと思いましたか?

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