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ノロウイルス大流行!ノロウイルス消毒液の作り方解説

ノロウイルス消毒液の作り方

ノロウイルス消毒液の作り方

本日もまた、ノロウイルスの食中毒のニュースが流れていました。
さすがに食中毒から身を守るのは、生牡蠣を食べないくらいしか対策はないですが、感染者から二次感染するのは防げます。
病院、接骨院、飲食店など、施設内で人が直接触れる場所や物は、定期的に消毒しましょう。
消毒薬は、次亜塩素酸ナトリウムになります。
製品として売っていますが、かなり割高です。
自分で簡単に作ることができます。

ノロウイルスから身を守ろう~ノロウイルス対策用消毒液の作り方

ノロウイルスとは

嘔吐、下痢等の症状を引き起こす非常に小さな球形のウイルスです。
食中毒の病因物質の一つです。
食品や飲料水を介して感染します。
人から人への感染も知られています。
非常に感染力が強く、10個程度のごく少量のウイルスで感染すると言われています。


感染方法

調理従事者の手洗い不十分などにより、手指を介して食品が汚染され、それを食べた人が発症する事例が多く見られます。
昨年のニュースで、ちらし寿司の刻みのりで感染したのに驚いた人も多いと思います。
また,汚染された牡蠣や生鮮魚類、野菜サラダ、サンドイッチ、和え物など、加熱しないで食べる食品が原因食品として知られています。

ノロの症状と回復

感染から発症まで1~2日間。
症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱(軽度)です。
軽い風邪のような症状の場合もあります。
発症後3日以内に回復することが多いです。
子どもや高齢者は下痢等による脱水症状や嘔吐物による誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
症状が無くなっても1週間程度(長いときには1ヶ月程度)便中にウイルスを排出することがあります。

ノロの予防

手洗い

トイレの後、調理中、生鮮食品を扱った後、石鹸で手洗いをするべきです。
アルコールは効果がありません。

加熱調理

ノロウイルスは熱に弱いです。

健康管理

体調の悪いときは、生牡蠣を食べないようにしましょう。
また、感染が疑われるときには、調理をするのは厳禁です。

ノロウイルスを消毒

ノロウイルスに対しては,次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。

ノロウイルス対策の消毒液の作り方

ノロウイルスに対しては,次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。
アルコールは効果がないです。
次亜塩素酸ナトリウムは,市販の「家庭用塩素系漂白剤(濃度約5%)」に含まれています。
商品名は、ハイターとかブリーチです。

ノロウイルスのための消毒液の作り方

用意するもの

・ハイターかブリーチ(家庭用塩素系漂白剤(濃度5%))
・霧吹き容器かペットボトル
・ビニール手袋

ドアノブ、手すりなど、感染者が直接触れた場所・物には、0.02%の次亜塩素酸ナトリウム溶液が有効です。
家庭用塩素系漂白剤(ハイター)10mlに対して、水2.5L。2mlに対して、500ml。
ハイターなどのキャップには、容量が書いてあるので、目安にすればよいです。
ちなみに、ペットボトルのキャップ1杯が5mlです。
嘔吐物,便などが直接付着した場所・物には、0.1%の次亜塩素酸ナトリウム溶液が有効です。
家庭用塩素系漂白剤10mlに対して水0.5L。
正直、個人的には、吐瀉物や便には、直接ぶっかけたほうが安心な気がします。

注意

換気をする。
手指の消毒には使えない。
手が荒れるので、手袋使用
漂白作用があるので、服につかないように。
金属の腐食
汚物を取り除いてから消毒する。

作らなくても、次亜塩素酸ナトリウム溶液は売っている。でも、めちゃくちゃ高い

実は、上の次亜塩素酸ナトリウム溶液は売っています。
でも、めちゃめちゃ高いです。
霧吹きとハイターを100円ショップで買えば、216円です。
そして、大量に作れます。
売っている商品↓

あす楽 ウィルバス200 Virubus200 有効塩素濃度200ppm 500ml 500g スプレーボトル 【ノロウィルス・インフルエンザ・エボラ・MERS消毒】【次亜塩素酸ナトリウム】【食品添加物殺菌料】【レストラン】【ホテル・旅館・ペンション・施設】

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