こた堂ブログ

若者向けのクレジットカード「Nudge(ナッジ)」とは?

若者のクレジットカード離れが進んでいるらしい

クレジットカード利用率 最下位は20代

驚いたことに、今どきの若者はクレジットカードを使うことが少ないらしいです。
その理由が、「使いすぎが心配」だそうで…。
確かに、クレジットカードで買った品物の代金は、約2か月後に引き落としなので、買った時点でお金が無くなるという感覚はありません。
でも、引き落としされる口座の残高や、クレジットカードの引き落とし額をきちんと把握しておけば、「使いすぎ」なんて事態にはならない気もしますが。

クレジットカードが作れない場合も

若者のクレジットカード離れの理由の一つに、「審査」が通らなくて、そもそもクレジットカードを作れないというのもあるそうです。
審査の基準は、カード会社によって違いますし、明確な基準も明らかにはされていませんが、

等の理由があると、審査が通りにくいというのはあるのでしょう。

専業主婦の人が、家族カードではなく自分名義のカードを作る場合も、貯蓄額や配偶者の年収が確認されるくらいですから、定職がない/収入が不安定という、返済がきちんとできるのか不安のある若者は、審査に通りにくいというのもわかる気がします。

クレジットカードの代わりは〇〇ペイ?

若者にとって、クレジットカードを作らなくても今の時代、〇〇ペイが乱立しているので、不自由はしないのかもしれませんね。

逆に、私の世代だと、スマホでピッの〇〇ペイは心配でなかなか手が出ませんが(笑)。

それでもクレジットカードが必要な場合は多々ある

でも、〇〇ペイだけではどうにもならないこともあるようで、クレジットカードを作りたいと思っている若者もいるようです。

例えば、コンサートなどのチケットを買う場合。今はオンラインで買うことが主で、電話で予約をして、その予約番号を持ってチケットセンターで引き換え、なんてことは、あるのかもしれませんがゴクゴク稀でしょう。
オンライン予約の場合、代金はクレジットカード払い一択のことも多く、そんな時には親のクレジットカードを登録してもらうという人も多いんだそう。
この場合、親と同居なら頼みやすいですが、一人暮らしをしている場合はいちいち親に確認や連絡をしなければならず、面倒くさいことこの上ないでしょう。

また、ホテルに宿泊する場合、デポジットも兼ねてクレジットカードを提示するように言われることがあります。まぁ、現金を預ければいいのですが、手持ちの現金が少なかったりした場合は困りますよね。

若者向けのクレジットカードNudgeが登場

Nudgeと今までのクレジットカードの違いは?

使った翌日から返済ができ、利用枠も復活する

「使いすぎ」を心配する若者のために、Nudgeは「利用上限10万円」「使用した翌日から返済可能」「返済後は利用枠が復活」という特徴があります。

例えば、今日Nudgeで5万円の買い物をしたとします。すると、残りの利用枠は5万円になりますよね。そして、翌日3万円を返済すると、即座に利用枠が8万円になる、という訳です。
クレジットカードの引き落とし日を待つことなく、返済ができるのです。
返済も、セブンイレブンのATMででき、手数料も無料となっています。

申し込みに銀行口座が要らない

今までのクレジットカードは、申込み時に本人確認の書類や、銀行の口座がひつようでしたが、Nudgeに申し込みをする場合、スマホにアプリをダウンロードして

を入力し

をアップロードするだけでOKなんだそう!

え?じゃあ、利用額上限の10万円っていうのは一体誰のお金???
自分の感覚だと、クレジットカードは「自分の口座にお金はあるけれど、それを引き出したり持ち歩くのが大変だから、一旦カードを使って、後々自分の口座から引かれる」ものだったので、口座登録せずにクレジットカードが使えるというのは不思議でなりませんが…。

クレジットカードがポストに届く

これまたびっくりなんですが、審査が通った場合、クレジットカードは「ポストに届く」のだそうです。
書留でも、この前私が経験した本人限定郵便でもなく、普通の郵便と一緒にポストに届くのだそう。

まぁ、書留や本人限定郵便だと、家に居る時間が短い人や、指定の郵便局まで取りに行けない人にとっては面倒くさいものですが…。

従来のクレジットカードとは違い、カードを使い始める際はアプリで有効化させるのでこのような方法が取れるのでしょうが、古い世代の私は「大丈夫なのか?」って心配になってしまいます。

自分の推しスポーツ選手やチームをサポートできる

今の若者は、自分の「推し(好きな物や人)」にお金をかけることを惜しみません。
Nudgeは、複数のスポーツチームやアスリート、歌手と契約しており、自分が”推したい”チームや選手を登録すると、登録したチームや選手にカードを利用した加盟店から得られる手数料の一部を還元することができます。
自分の買い物が、自然と”推し”をサポートすることになるのです。

また、利用金額が一定額を超えると、”推し”から特典がもらえます。
とあるバスケットボールチームを”推し”登録した場合、利用金額が120万円に達したら、希望の選手とランチができる権利がもらえるんだそう!

なんか、これが一番若者の心に刺さりそうな気がします(笑)。
もっとサポートできるジャンルが増えたら、「クレジットカードは、Nudgeをがいい!」って人が増える気がします。

Nudgeは若者に普及するかな?

クレジットカードは、絶対に必要かと言われると「はい」とは言えませんが、持っていて損はないと思います。
Nudgeは、年会費も無料ですから、持っていても損をすることはありません。
私の経験からいうと、今の様に○○ペイが無い時代だったからかもしれませんが、クレジットカードに助けられたことは多々ありました。
なので、「1枚くらいクレジットカードは持ってた方が便利だよ!」と言いたいですね。

Nudgeは、気軽に作れるクレジットカードだと思うので、若者の人は作っておくのもいいのでは?と思っています。

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