こた堂ブログ

マイナンバーカードの電子証明書の更新手続きの注意点

家に届いた封書

マイナンバーカードに関する通知が届いた

ある日、家に帰ると水色の封筒が届いていました。
何だろうと見ると、「マイナンバーカード・電子証明書有効期限通知書 在中」と書かれています。
ふむ、マイナンバーカードに関する通知らしいですね。

マイナンバーカードに関する有効期限は2つある

マイナンバーカードの2つの有効期限とは

マイナンバーカード。
昨年マイナポイント事業があったにもかかわらず、あまり普及率がよろしくないみたいですね。
今後、免許証と一体とするやら、保険証と一体とするやら色々な話が飛び交っていますが、最終的にどうなるんでしょうね。

さて、そんなマイナンバーカードですが、有効期限は”2つ”あるのです。

マイナンバーカード自体の有効期限

まずは、もちろんマイナンバーカード自体の有効期限です。
マイナンバーカード自体の有効期限は、発行の日から10回目の誕生日までです。
ですので、今年(2021年)の誕生日後にマイナンバーカードを作ったとすると、2031年が有効期限となります。

マイナンバーカード電子証明書の有効期限

そして、もう一つの有効期限は、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限です。
この有効期限は、発行の日から5回目の誕生日までです。

今回、私に送られてきた通知はこちらの「電子証明書の有効期限」がそろそろ切れますよというものです。

マイナンバーカードの電子証明書とは?

まずからもって、マイナンバーの電子証明書とはなんぞや?と思われますよね。
私も思いました(笑)。

マイナンバーの電子証明書とは

信頼できる第三者(認証局)が間違いなく本人であることを電子的に証明するもので、書面取引における印鑑証明書に代わるもの。

マイナポータルよくある質問より https://faq.myna.go.jp/faq/show/2703?category_id=3&site_domain=default

だそうです。

具体的には、e-taxなどの電子文書を作ったり、相手に送信したりした時に、文書を作ったのも送信したのも、マイナンバーカードのこの人ですよという証明になる署名用電子証明書と、マイナポータルなどのウェブサイトへのログインや、コンビニで公的な文書を交付するときの端末へのログインなどが、マイナンバーカードのこの人本人ですよという証明になる利用者証明用電子証明書があります。

確かに、マイナンバーカードを作る時に

  1. 署名用電子証明書暗証番号 
  2. 利用者証明用電子暗証番号 
  3. 住民基本台帳用暗証番号 
  4. 券面事項入力補助用暗証番号

と、4つの暗証番号の設定をしたなぁ・・・と思い出しました。

そして、マイナンバーカードを見てみると、しっかりと電子証明書の有効期限が書かれていました。

マイナンバーカード電子証明書の更新

まずは封書の中身を確認

今回送られてきた封書には

の4つが入っていました

更新手続きの仕方を確認

更新手続きの仕方が書かれたパンフレットには、電子証明書の更新手続きと、マイナンバーカードの更新手続きの両方が書かれているので、電子証明書の更新手続きの仕方を確認します。

ふむふむ、電子証明書の更新手続きは、写真は要らないようですね。これはありがたい。写真が必要だとちょっとめんどくさいですからね(笑)。
マイナンバーカードと、送られてきた有効期限通知書を持って市役所窓口にいけば大丈夫と。

しかし!!!

更新にはカード交付時に設定した署名用電子証明書と、利用者証明用電子証明書の2つの暗証番号が必要とのこと。

ばっちり記憶している人以外は、暗証番号を書いたメモなどを準備しておいた方がいいですね。
もちろん、私も準備しました。
(暗証番号を忘れてしまった場合は、市役所の窓口で再設定できるそうです。)

市役所の窓口へ

市役所のマイナンバーカードの担当課窓口に行きました。
市役所によっては、支所でもOKだったり、本庁じゃないとダメだったりするらしいので、本庁以外で更新手続きをしたい人は、問い合わせてから出かけた方がいいと思います。

来庁者の確認

窓口では、まず来庁者の

を書きます。

マイナンバーカードと有効期限通知書を渡す

担当の方に、マイナンバーカードと、送られてきた有効期限通知書を渡します。
マイナンバーカードは1枚コピーを取ると言っていました。

暗証番号の確認

暗証番号を、窓口にあるタッチスクリーンに入力していきます。

はい、一番の難関でした(笑)。
とりあえず、マイナンバーカードを申請した時に設定したパスワード4種すべてスマホの写真に撮っていってよかったです。

まず、数字4桁のパスワードをお願いしますと言われたので、張り切って利用者証明用電子暗証番号を入れたら、

「暗証番号が違います」

という文字が。ひぃぃぃ。
担当の方にもう一度確認すると

住民基本台帳用暗証番号を入力してください」

とのこと。

ん?でも、封書で届いた更新手続きの仕方のパンフレットには

署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の暗証番号が必要

とは書かれていたものの、住民基本台帳用暗証番号が必要とは書かれていなかったはず!

最初はパンフレットに書かれている通り、この2つの暗証番号だけメモして持っていこうと思っていたのですが、すべての暗証番号を写真に撮って持って行ってよかったと書いた理由はこれでした。

2回目の暗証番号入力は無事にOKを貰えました。ほっ。

住民基本台帳用暗証番号が合っていれば、次に署名用電子証明書用暗証番号を入力します。

そして、最後に利用者証明用電子証明書の暗証番号を入力して、更新は終了です。

マイナンバーカードを受け取る

更新されたマイナンバーカードを受け取ります。

見てみると、電子証明書の有効期限が消えていました!

次回の電子証明書の有効期限が、マイナンバーカードの有効期限と同じとなったので消しましたとのことでした。

マイナンバーカードをちゃんと受け取りましたという受領書にサインをして、「電子証明書の写し」というA4の紙を貰って、すべて終了!でした。

かかった時間は30分ないくらいでした。
でも、暗証番号がわからない場合は再設定などしなくてはいけないので、もっと時間がかかりそうでしたね。

マイナンバーカード電子証明書更新時の注意事項

今回のマイナンバーカードの電子証明書更新で注意することは

更新した日はマイナンバーカードを使った作業(マイナンバーカードで住民票を取得したり、e-taxなど電子書類を送信したり)ができない

ということでした。

私は、マイナンバーカードを使って何か作業する予定はなかったので、大丈夫ですが、これから確定申告の時期になってきます。e-taxで申告しようと思っている方は、マイナンバーカード電子証明書更新の時期を調整した方がいいかもしれませんね。

マイナンバーカード自体の更新時の注意事項

あと、マイナンバーカード自体の更新時についての注意事項としては

新しいマイナンバーカードは古いマイナンバーカードと交換で交付される

ので、マイナンバーカードを失くさないようにしてくださいとのことでした。

マイナンバーカード自体の更新を忘れていて期限切れになったとしても、期限切れになったマイナンバーカードと新しく作るマイナンバーカードを交換するので、期限が切れたからと言ってマイナンバーカードを処分しないようにしてください、とも言われました。
古いマイナンバーカードが無い場合は、新しくマイナンバーカードを作る時に料金が発生するそうです。

マイナンバーカード電子証明書更新のまとめ

とりあえず、マイナンバーカード電子証明書更新の時の大切なことを箇条書きでまとめてみます。

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