こた堂ブログ

「MFクラウド」からソリマチ「みんなの青色申告」に乗り換えて困ったこと

「MFクラウド」からソリマチ「みんなの青色申告」会計ソフトを変えてみた

申告の時期もそろそろ終盤ですね。
松阪こた堂は、すでにもろもろの申告などなどは終了しています。
が。昨年の売り上げなどの計算が物凄く大変で、申告書類を作っている間は地獄でした。使っていた会計ソフトに欲しい機能がなかったことも、地獄を見た原因の一つでした。
という事で、会計ソフトを変えてみようという事になりました。

絶対欲しい機能

昨年使っていた会計ソフトの中で、特に役に立った機能が、
銀行口座やクレジットカードとのデータ連携
でした。
この機能があったおかげで、口座から自動引き落としされている公共料金や、カードで買った物などを取りこぼすことなくきちんと会計処理できました。
なので、この機能が付いていない会計ソフトを選ぶことは却下でした。
そして、もちろん昨年の決算でほしかった機能が付いていることも絶対でした。
悩んだ末に選んだのが
ソリマチ株式会社の「みんなの青色申告」
です。

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感想(1件)

みんなの青色申告

ネットでオーダーし、数日後に「みんなの青色申告」が届きました。

みんなの青色申告

箱の中には、
・CD-ROM
・セットアップマニュアル
・シリアル№シール
・かんたん導入の手引き
・その他もろもろのチラシ類
が入っていました。

CD-ROMとセットアップマニュアル

マニュアルと、導入の手引きに目を通し、早速セットアップ開始です。

みんなの青色申告をセットアップしてみる

かんたん導入の手引きを見ながら、慎重に進めていきます。
まず、CD-ROMをセットし、SETUP.EXEをクリックします。

SETUP.EXE

すると、この下のような画面が出たので、“はい”をクリックします。

”はい”をクリック

インストールの準備が始まります

インストールの準備は順調に進み、導入の手引きでは、次はソリマチと書かれた画面が出て“次へ”ボタンをクリックする、はずだったのですが、なんと!
この様な画面が現れました。な、なにこれ???

!がついているとびっくりします

とりあえず、何かが有効で無いらしいので有効化することに同意しました。

有効化してます

有効化に成功したのはいいのですが、一度再起動しなければいけなくなりました。

再起動させます

指示通り、一度再起動をし、またSETUP.EXEをクリックするところからやり直しました。
はぁ、導入の手引きと違うことが起こると緊張しますね・・・・。
その後、無事に“次へ“ボタンが現れ、それをクリックし先に進むことができました。

無事に”次へ”ボタンがでました

“次へ”ボタンをクリックすると、使用許諾契約の画面が出てきます。もちろん“はい”をクリックします。

”次へ”ボタンをクリック

お次は「ソリマチ安心データバンク」の利用規約画面が現れるので、“次へ”ボタンをクリックします。

(※「ソリマチ安心データバンク」とは、バックアップデータや電子帳票ファイル(PDF形式)を保存できるオンラインストレージ機能のことです。1年は無料で使用可能とのことだったので、利用してみることにしました。利用するかしないかは選ぶことができます。)
次に、ユーザー情報を登録する画面が現れます。ユーザ名、会社名、みんなの青色申告のシリアル№を入力し、“次へ”ボタンをクリックします。

ユーザー情報入力画面

今度はインストール先の設定画面が現れるので、特にフォルダーにこだわりが無ければ、“次へ”ボタンをクリックするだけでOKです。

”次へ”ボタンをクリック

最後に、設定内容の確認画面が出てくるので、誤字脱字などがないか確認をし、“インストール”ボタンをクリックします。

内容を確認

すると、あっという間にみんなの青色申告19のインストールは完了しました。

セットアップステータスが出たと思ったら

はい終了

とっても簡単

そして、ちょっと目を離しているすきにMoneyLinkのインストールが始まり、こちらもあっという間に完了したのでした。
ちなみに、MoneyLinkというのは、同じくソリマチ株式会社が開発したアプリで、パソコンを起動するたび、登録してある銀行や、クレジットカードの最新データを自動で取り込んでくれます。このアプリと連動しているから「みんなの青色申告」に決めたのです。
インストールが完了したら、画面の“完了”ボタンをクリックします。すると、みんなの青色申告19が勝手に起動します。

”完了”ボタンをクリック

起動すると、いきなりオンラインアップデートの画面が出てきました。読むと、「最新のプログラムが提供されています」と書かれているじゃないですか。そりゃー、最新のプログラムがいいに決まってます。迷わず“はい”ボタンをクリックしました。

もちろん”はい”をクリック

すぐにダウンロードが始まります

すると、ソリマチサービスパックのインストール画面が現れたので、そちらも迷うことなく“インストールを開始する”ボタンをクリックしました。

”インストール開始”ボタンをクリック

あっという間に終了

すべてのインストールが完了すると、今度は重要なお知らせ画面が出てきました。今のところ関係のなさそうなお知らせだったので、閉じるボタンをクリック。

重要なお知らせ

まだまだ「みんなの青色申告」の作業には入れません(笑)。
今度はオンラインユーザー登録のお願い画面の登場です。もちろん、オンラインで登録した方が圧倒的に楽なので、“インターネットから登録“ボタンをクリックしました。

オンラインユーザー登録

すると、ホームページと検索設定の選択なるよくわからない画面が・・・・。なにこれ??もちろん、導入の手引きには書いてありません・・・。

なに?この画面??

とりあえず、どちらかを選ばないと先に進めなさそうだったので、“現在の設定”を選び、“完了”ボタンをクリックしました。
どうなるかと思っていたら、Internet Explorer11の設定なる画面が現れ、ますます???な状態に。こちらも、セキュリティがどうのこうの書いてある上の方を選び、ボタンをクリックすると、やっとのことでユーザー登録画面にたどり着くことができました。

とりあえず上をクリック

やっと登録できそうです

ユーザー登録ボタンをクリックすると、手順を説明する画面が出て来て、その後、登録フォームの画面が出てきます。

手順を説明してくれます

登録フォーム

必須項目を入力し、“登録”ボタンをクリックすると、ユーザー登録の受付完了画面になりました。

登録完了

そして、そこには「登録されたメールアドレスに登録確認メールが届く」と書かれていたので、メールボックスを確認したのですが、・・・・・ない・・・・。登録確認メールが届いていません。私の感覚では、オンライン登録したらすぐにメールが届くはずなのに、待てど暮らせど一向に届きません・・・。もしや、登録したメールアドレスを間違えたかと思って確認しても、ちゃんと合ってるし、迷惑メールに振り分けられたのかもと、迷惑メールフォルダーを確認しても、該当しそうなメールは無し。オンライン登録に失敗したのかと思い、もう一度オンライン登録しようとしてみても、「すでに登録済みです」と出るし・・・。
かなりドキドキしましたが、オンライン登録して2日後にメールが届きました。なぜ2日もかかったのかはさっぱりわかりません。
とりあえず、無事に登録できていてホッとしました。
やっとのことで、みんなの青色申告のインストール完了です!

超大きな落とし穴 「他社製品からのデータ取り込み」

無事にインストールが終わったのですが。
ここに来て、ものすごく大きな落とし穴があったのです。
それは「他社製品のデータの使用」です。
みんなの青色申告では、他社の会計ソフトから乗り換えができます。つまり、他社の会計ソフトのデータを、みんなの青色申告に取り込み新規作成ができるのです。
やり方も簡単そうなので、1月から他社の会計ソフトに入力していたデータもあっという間にみんなの青色申告で使える!と思っていました。
セットアップマニュアルの冊子に、「他社製品で出力したエクスポートファイルを1つのフォルダに入れておく」と書いてあったので、せっせとエクスポートファイルを作り、フォルダにすべて入れ準備万端にしてありました。
そして、“他社製品のデータを使用する“ボタンをクリック。

他社製品のデータを使用するをクリック

他社製品データの指定画面が現れたので、あらかじめ作っておいたフォルダを意気揚々と選択したのですが・・・・・

きちんとフォルダを指定したのですが

取り込み元となるファイルが対象フォルダに見つかりません
という恐ろしい画面が出るではないですか!!!

見つからない??!!

いったいどういう事????
とりあえず、気を落ち着けてセットアップマニュアルを詳しく読むと、「※対応する他社製品につきましては、弊社サポートセンターまでお問い合わせください」と書かれているじゃないですか。
もしかしたら、エクスポートの仕方を間違えたかもしれないという考えも浮かび、これはサポートセンターに聞いてみようと、電話することを決意をしました。
いざ、サポートセンターに電話をかけると、タイミング悪く大変混みあっている時期で(よくよく考えたら申告の締め切り直前ですからね・・・)、待つこと30分、やっとサポートセンターにつながりました。
そして、「みんなの青色申告を購入したのですが、他社製品からデータを引き継ぎたいんです。MFクラウドという会計ソフトを使っていたのですが、対応してますか?」と聞くと
「申し訳ありませんが、そちらのソフトのデータは対象ではありません(注意:2019年3月現在)」と。
え??
今なんと?????
そちらのソフトのデータは対象ではありません???
うそーーーーーーーーーー!!!!
もう、頭の中は真っ白。そうか、そうなんですね・・・・。
しばしの沈黙の後、「あ、そうなんですね。わかりました・・・。ありがとうございました」とだけ告げ、電話を切ったのでした。
こ、こんな大きな落とし穴があるとは、びっくりです。
と、いう事で、1月からMFクラウドに入力したデータはすべて手入力でしなければいけないことが発覚しました。とほほ。
みんなの青色申告のホームページに書かれている「他社データの取り込みOK」という文字を見て、使っている会計ソフトが対象に入ると信じ込んでしまったのが敗因でした。
もー、ホームページに「ご導入前の不明点などお気軽にご相談ください」って書いてあるしぃぃ。相談したらよかった・・・自分にがっかりです。
と、いう事で、皆さまこれからみんなの青色申告に乗り換える予定がございましたら、まずソリマチ株式会社に相談の電話をしてみてくださいね。

事業所情報を登録する

とにもかくにも、新しい会計ソフトなので事業所データを作らない事には先に進めません。
まず、新規作成-作成方法選択画面にある、業種別のテンプレートを使用するを選びます。

推奨されている方を選びました

なんてったって、推奨って書かれているくらいなので、迷わず選びました。
すると、色んな業種が書かれた画面が現れるので、松阪こた堂の場合「医療業(個人)」に当たるかなと思い、それを選択しました。

医療業(個人)を選択

次に、事業所名を記入し、会計期間(個人なので1/1~12/31)を今年初めにし、消費税申告は原則課税を選びました。そして、電子帳簿を保存するは、チェックを外さずそのままにしました。

色々入力して

すべての記入が終わったら“作成開始”ボタンをクリックします。

”作成開始”ボタンをクリック

会計期間の確認画面が出るので、正しいかどうかを確認し(松阪こた堂の場合2019年1月1日~2019年12月31日)、“OK”ボタンをクリックします。

会計期間、きちんと確認しましょう

データの作成が完了しましたという画面がでるので、こちらも“OK”ボタンをクリックします。

”OK”ボタンをクリック

すると、事務所・消費税等設定画面がでるので、初めに事務所情報を入力します。

最初は事務所情報から

事業所コードは、特に支店がないのでそのままで。事業所名、郵便番号、住所、電話番号などなどを入力します。
次は消費税情報の入力です。事業所の消費税形態に合わせて入力していきます。

次は消費税情報

最後は、その他です。ここは特に変更せずでした。

最後はその他

すべて入力が終了したら、“設定”ボタンをクリックします。

”設定”ボタンをクリック

これで終了!

アイコンはこんな風になります

こんな感じの画面です

あ、でも、みんなの青色申告を終了する時に、「ソリマチ安心データバンク」の利用登録の画面がでます。利用登録に必要事項を書き込み、パスワードを設定するだけでOKでした。

安心データバンク利用者登録画面

簡単に終わります

こちらの利用者登録完了メールはすぐに来ました(笑)。

さて、データを入れていこうか・・・・

インストールも無事終わり、新規データも作ったので、今からはMFクラウドに入力したデータを入れていく作業になります・・・・。

なるべく早いうちに、みんなの青色申告に完全移行できるように頑張ります!

みんなの青色申告19 消費税改正対応版

 

ソリマチ「みんなの青色申告」MoneyLinkの1つの落とし穴

 

 

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