こた堂ブログ

嫌な生ごみの悪臭 抑える方法は?

「生ごみの冷凍」びっくりだけど一理ある

某男性アナウンサーが「生ごみは冷凍している」発言

先日、某テレビ局の情報番組中に男性アナウンサーが

「生ごみは冷凍している」

と、告白(?)し、共演している人がドン引き!
ということがありました。

確かに、「生ごみ」を食品を保存している「冷凍庫に入れる」、というのは、日本人の衛生観念的には抵抗があるのはわかります。
が、衛生面を考えると、生ごみを冷凍することは理にかなっているのです。

冷凍することにより雑菌が発生しない

生ごみが何故「汚い!」と思うかというと、やっぱりドロドロになったり嫌なにおいが発生したりするから、が主な原因ではないでしょうか。

その「ドロドロ」や「悪臭」の元は、生ごみに発生する雑菌です。
特に、気温が25度以上になる夏は、雑菌が繁殖する率が高くなり、悪臭などが発生しやすくなります。

雑菌が繁殖しにくくするためには
・気温が低いところに生ごみを保管する
・生ごみの水分を極力なくす
ことが有効になります。

そう考えると、冷凍庫に生ごみを保管するのは、とっても理にかなっているのです。

実際、学生時代一人暮らしをしていた友人は、生ごみを冷凍庫に保管していると言う人が多かったですね。
1人暮らし用のアパートなどは、生ごみ用のゴミ箱を外に置くスペースがなかったりしたので、室内に生ごみを保管せざるを得ないことがあります。
すると、生ごみ室内保管→悪臭やコバエ発生!→非常に不快、となり、その解決策として冷凍庫に保管となっていました。
外に生ごみ用ゴミ箱を置くスペースがある人でも、コバエなどの虫が発生するのが嫌で、冷凍庫に保管していました。

この場合、1人暮らしで且つ自炊の頻度が低い人が多かったので、生ごみの量が少ないということもあり、冷凍庫での保管もさほど大変でなかったのではと思います。

これが、例えば家族4人で毎日自炊、そして冷凍庫には食材がたくさん入っているという家庭だと、なかなか冷凍庫に「生ごみ保管場所」を作るのも大変ですよね。

生ごみ冷凍庫保管は、生ごみがあまり出ない人、とか、セカンド冷凍庫(生ごみ保管用)を置くスペースがある人におすすめなのかもしれませんね。

冷凍保管以外に生ごみの悪臭を発生させにくくする方法

冷凍する以外に悪臭を発生させにくすることができる

誰でも、生ごみから悪臭がするのは嫌ですよね。
ということで、生ごみからの悪臭を発生させにくくする方法をピックアップしていきます。

新聞紙などで水分を取る

雑菌が繁殖するのに必ず必要になってくるのが、水です。
ですので、生ごみの水分を新聞紙などに吸収させてゴミ箱に捨てるようにしましょう。
空いた牛乳パックなどに、新聞紙を入れてそれに生ごみを入れ封をしっかりすると、悪臭の発生をだいぶ抑えることができますよ。

重曹を使う

生ごみ自体に重曹を振りかける、というのも悪臭の発生を抑えるのに有効なのですが、生ごみ用のゴミ箱の底に新聞紙を敷き、そこに重曹を入れておくというのも有効です。

クエン酸を使う

魚介類の生ごみの悪臭と言ったら、大変なものですよね。
魚介類の生ごみを捨てる時、クエン酸をまぶして新聞紙にくるんで捨てると悪臭の発生を抑えることができます。
魚介類の生臭いにおいの元は、トリメチルアミンというアルカリ性の成分なのです。
なので、酸性のクエン酸と混ざった場合、中和され悪臭の発生を抑えることができるということなのです。

クエン酸を使う時の注意事項としては、一緒に捨てる生ごみやゴミに塩素系の漂白剤などが付いていかどうかの確認が必要です。
塩素系の漂白剤とクエン酸が混ざると、有毒ガスが発生してしまいます!

コーヒー豆の殻と一緒に捨てる

インスタントコーヒーだと無理なのですが、コーヒーを豆から挽いて入れている場合や、ドリップタイプのコーヒーパックを使ってコーヒーを作っているご家庭の場合、コーヒーを入れた後のコーヒー豆の殻と一緒に生ごみを捨てると、コーヒー豆の殻がにおいを吸着してくれるため、生ごみのにおいが軽減されます。

コーヒーもクエン酸と一緒で酸性なため、アルカリ性の悪臭を中和してくれる働きもあります。

におい取り製品を使う

これを言っちゃおしまいといえばおしまいなのですが(笑)、生ごみのにおいを取るための製品を使うという手もあります。

我が家にあるのは、こちら。

消臭力 生ごみ用

これを、生ごみを入れたゴミ箱にシュッと吹きかけると、驚くほど悪臭が消えます。
新聞取ってない、重曹やクエン酸もない、コーヒーも飲まない、という方には最適ですよ。

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