こた堂ブログ

腰痛で寝具を買い替えてみようと考えている方に。

マットレスの選び方

マットレスの選び方

腰痛で寝具の買い替えを考えているあなた。

しょっちゅう腰痛を繰り返していると、マットレスがわるいのかな?

なんて考えて寝具コーナーへ。

柔らかめ~固め。

素材。

いろいろありすぎて決まらない。

悩んでいるうちに店員さんがやってきて、勧められるままに、予定よりすごく高いものを購入してしまった。
なんて割とよくある話です。
お金がありあまっている人はそれも良いと思います。
人間は『高いもの=良いもの』と思い込む性質をもっています。
また、心理的不協和といって、良いと言われているもの(この場合高額なもの)が良いと感じられない時、原因を自分側に求める性質をもっているのです。
つまり、高い(良い)ものを買ったのだから、良いものに違いない。
効果を感じられないのは自分が悪いのだ。と思い込むのです。

文字で読むと、えー?!だまされた?!と思うかもしれませんが、無意識下で行われますので知らなければ幸せなままです。

どうして大量のラインナップが有るのか?あくまでも個人的見解です。

じゃあ、なぜあんなに沢山バリエーションがあるのでしょうか?
そりゃー、好みも感じ方も人それぞれだし
そうですね?

しかし、よく考えてみてください、個人差に合わせて選べる部分がそんなにたくさんあるでしょうか?

好みとか必然性で選べる部分って『硬さ』『サイズ』位ではありませんか?

あとは『デザイン』『カラー』のような好みの部分であったり、

『通気性』『体圧分散』のようなちょっと良さそうな効果であったり、

『特殊な?素材』『有名人のお勧め』『大きな施設で採用』のような付加価値で、どんと値段が跳ね上がる。
メーカーもいろいろと考えて作っているのでいろいろなモノが販売されていると思うのですが。

逆に考えてみましょう。

『これが良い』という正解が存在しているのなら、多様な商品は必要無いのではないですか?
多様な商品ラインナップの理由は、逆に言えば正解がわからないからなのです。

一般的には腰痛の方には硬い寝具がお勧めされます。

一般に腰痛の方には硬いマットレスがお勧めされます。
就寝時、呼吸は深く回数は少なくなります。
柔らかい寝具では呼吸のたびに、背部が動揺し頚椎と腰椎は安静が保てません。
硬い寝具により、脊柱を安定させることにより、呼吸運動は肋骨の動きのみとなり、負担は軽減します。

人間の背骨はS字に湾曲しています

人間の背骨はS字型に曲がっていますので、平らな場所に寝ると腰の下に少し隙間ができます。
空中に浮いている部分は、就寝時脱力すると重力で下がりますので、隙間があるとこれも腰痛の原因となることが有ります。
ものすごく乱暴に言えば、この隙間を埋めようと各社工夫を凝らしています。(もちろんそれだけではないと思いますが)脊椎を支えつつ、隙間は埋めて体圧を分散したいのです。

マットレスを買う前に

今回はこの腰の下の隙間を簡単に埋める方法を一つ紹介します。
膝の下に枕を入れる
これだけです。

膝と股関節を曲げることで、自然に腰の隙間がさがります。
腰をそらさないように、お尻の腰に近いほうが、寝具にあたるようにするのがコツです。
また、ひざ下を水平に踵まで上げると、むくみの解消にも効果があります。

マットレスを購入する際は。

必ず試しに横になってみて、各社の工夫を感じ、お値段に納得できるものを購入してくださいね。
気に入って買ったモノ。
きっとそれが一番いいものですよ。

腰痛なら、松阪市の松阪こた堂接骨院

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遠方の方も、松阪市の観光がてら、ぜひお立ち寄りください。

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