こた堂ブログ

古いカシオ電卓DS-10Lの電池を交換して復活させる方法

以前の記事で古いカシオの電卓DS-20Kの電池交換を記事にしました。それ以来、電卓が気になってしまって、Two way powerと書いてあるソーラー電池併用タイプのカシオ電卓をみると、ソーラー電池に光が当たらないように試してみる日々が続いておりました。 そして、とうとう見つけました。ソーラー電池を隠すと液晶がうつらなくなる古い電卓!! 今回は、そんな古いカシオ電卓DS10Lの電池交換についてです。

古いカシオ電卓DS10Lとは?

この電卓DS10Lはおそらく20年ほど前から、今でも普通にオフィスで使っているものです。ソーラー電池があるのでオフィスは明るいので何も問題なく使えています。

みてのとおり、定番のオフィス用品です。大きなキーで入力しやすく、表示も大きく読みやすく、さすがカシオさんの電卓です。ちなみに、10桁あり、小数点以下の設定やなどもついています。

ソーラー電池もついていて、電池とソーラーパワーの両方が電源になっています。

値段は、普通の家計簿をつけるためになら高級品かもしれませんが、簿記を勉強したりするなら個人でも買える1万円以下くらいだったようですが、現在は売られておらず、後継機種になっています。

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Casio電卓DS-10の電池交換

液晶が薄くなる症状

このカシオ電卓DS10Lには、2種類の電源がついています。ソーラー電池ついているので、内臓されている電池が切れても、明るいところなら使えます。

ただ、内臓の電池は、いつの日にか切れる運命にあります。電池が切れると薄暗いところでは、液晶がうつりにくくなります。

オフィスなら明るいので使えないこともないのですが、人が後ろに来るとか、自分の影になった時には、液晶が薄くなり、場合によっては液晶がうつらなくなります。

うらぶたを開ける方法

用意するのは、プラスとマイナスのドライバーです。

まず、電卓をひっくり返します。5か所のねじがあるのが分かると思います。滑り止めのゴムと間違えないようにしてくださいって、見ればわかりますよね。

プラスドライバーでこの5本のねじを外します。ねじをなくさないようにしてください。

このねじをはずしただけでは、裏蓋をとることができません。

今からが難しいところです。このうらぶたをはずします。

やたらめっぽうやると、ケガをしたり、電卓に傷がつくので、まずは、理論をみてみましょう。

はずすときのテクニック

裏蓋とキーのある本体は、フックのように引っかかっています。


上の写真では、下が裏蓋、上が本体(キーが付いている方)です。裏蓋が♂で、本体が♀のフックになっているのがわかるでしょうか?裏蓋が本体に覆いかぶさるように、外側から挟み込んでいます。

つまり、裏蓋の方を外側にマイナスドライバーでこじるように引っ張ればはずせます。

引っかかっている位置は、上の写真のようなサイド2か所、上部1か所、下部2か所です。私は、サイドから攻めました。隙間にマイナスドライバーをいれ、フックの位置を探り、フックの近くをこじれば外れます。でも、簡単に外れるわけではなく、壊れるのを覚悟って感じです。それゆえに自己責任でお願いします!

さて、うらぶたをはずしたら、電池も同時にはずれてきました。裏ブタに電池をおさえこむ部分がついているので、電池がとびだしてくるので気を付けたほうが良いかもしれません。

電池は、やや膨れているみたいです。ネットで見ると液漏れなどの報告もあるようなので、早めに電池交換した方が良いかもしれません。

電池はGR927だが発売中止なので代替品を

このカシオ電卓DS-10Lに使われていたのは、PanasonicのGR927というボタン電池でした。

このGR927は、現在、生産終了で販売されていません。代替品を使うことになります。

ボタン電池GR927とは?代替品のSR927SWとは?

GR927は、酸化銅リチウム電池です。1.55Vで直径9.5mm厚さ2.7mmの商品です。現在、生産中止になっており、代替品は、SR927SWになります。

SR927SWは酸化銀ボタン電池で、1.55Vで直径9.5mm厚さ2.73mmとサイズなどは、ほぼ一緒です。

SR927SWは100円均一で売ってない!?

さて、交換の電池の種類がわかったところで、電池を買いに100均に行ってきました。見当たらない!!近くの2か所を回りましたが、見つけることはできませんでした。

ネットで調べると、どうも扱ってないようですね。マイナーな商品のようです。

アマゾンで買ってみました。100円ではなかったけど、そんなに高い値段ではありませんでした。

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